ワールドランキングイベント

20041108_01
 11月6日に名古屋市で世界のトップ選手が日本の公園を走るパークワールドツアーが開催されました.残念ながら代表に選ばれなかったので観戦に行きました.


 海外の選手は走るスピードもさることながら,地図の細かいところまで見る能力もすごい.植え込みと植え込みの小さな隙間まで読んで,そこを走っています.僕は併設のパブリックレースに出てヤニ・ラカネンら何人かのトップ選手と走ることができました.ここで感じたのは山の中のスピードはあまり変わらないけれど道でのスピードが格段に速いと言うことです.
 翌7日にはワールドランキングイベントがありました.10km以上のコースでかなりタフでしたが,ここでもやはりトップ選手とは山の中でのスピードは変わらないが道走りでどんどん差がつけられるということを強く感じました.このスピードの課題は夏の遠征のときにもすで優先課題として挙がっていて今まさに取り組んでいるところなので,あと数ヵ月後には結果が伴うようになると自信を持っています.
 同時にインカレロングが開催されました.筑波からは坂本が男子選手権を制しました.ここ2年間男子入賞者が出ていなかったので,優勝という形で表彰台に愛好会の旗を立ててくれたのは先輩としてまたコーチとしてとても嬉しいです.何より元気のよい1年生に先輩の栄光の姿を見せれたことがよかった.それを僕が4年のとき1年生が達成したと言うことでさらに感慨深いものがあります.僕も1年のときに4年生の方から受け継いだものがあるので,それをまた繋いでいってくれるかな,と.もちろんいい結果だった人ばかりではないのですが,そういう人たちには春にもっと高いところに立ってもらいたいと思います.
 その元気な1年生からは優勝を含め入賞者多数が出ました.さらに海外の選手からサインをもらったりしちゃって.こんなエキサイティングな環境を用意されているなんて幸せな世代です.
 これから3月への後半戦が本格的にスタート.よい結果が出せるように導くのでそれを信じてみんなで頑張って欲しいです.

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