選考会07

ミドル
 ミドルは「丁寧に」がテーマでした。体調的にも技術的にも精神的にも調子が上がっていないことは多摩大会で確実になったので、とすれば「今ある力で戦うしかない」と判断し、高望みはせず、実力を100%出し切ることに集中することしました。


 ミスを抑える、リカバリー後焦らず復帰する、それ以上にミスしない慎重なレースをする。そんなことを考えながら事前に地図読みもしました。(全然想定の範囲外のコースでしだけど。。。) レース中もミスはけっこうしたけれど「完璧すぎるレース」を目指していたわけではないので、「こんなもん、こんなもん」と落ち着いたままゴールできたことが復調の兆しにつながったかもしれません。けどそんなレースでは満足できるはずもなく、トップであったことにはちょっと戸惑いも覚えました。
20070526_hr_1 ミドルルート図はO-NEWSにて
スプリント
 スプリントの日はここ最近ないくらい快調な朝でした。直前の1週間、身体はまったく動かさず、食事やストレッチなどのケアだけに集中したことがよかったのでしょうか。ただ単に疲れすぎだったのかもしれないですね。(詳しいことは全日本後に上半期トレーニングレポートにて) スプリントは予選から全力で飛ばす、というのが信条なので飛ばしました。おかげで久しぶりによい内容と思えるレースになりました。
 決勝はサプライズというほどには驚かなかったけど、速感でも述べたように安全策をとりすぎた気がします。予選の7→8のようにヤブに突っ込んででも最短距離を行こうとするプランと、決勝の2→3や7→8のような回避プランに明確な違いがあります。前者も結局ヤブに揉まれてタイムロスがあったわけですが、積極的な姿勢は他の場面でプラスに作用するので全体としてはいいタイムになります。後者はロスタイムは少ないかもしれないけど、全体的にタイムが落ち込むのでいい結果は出にくい。頭では分かっているのですが、いざレースをはじめると勇気を振り絞って前に進むのはなかなか難儀です。生来、怖がりなんでしょう。勝ちきれない弱さはそんなところあるのです。上に行くにはメンタル面での向上がより必要です。
予選
20070527_hr_q 20070527_sprint_q
決勝
20070527_hr_f 20070527_sprint_f

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