全力ツアー2008 ~フィンランドはじめの1週間~

 お世話になってるイーキス家の改装工事が終わりようやく日本語で読み書きできるようになりました(しかしきっとこの2日間だけです)。楽しみにしていた夏至祭は雨でいまいちでした。
 さて、だいぶ前後しますが、フィンランドに来た最初の1週間について書き溜めしておいたものをまとめてアップします。もはやただの日記状態ですが。。。 ユッコラは本当に来てよかった!という素晴らしい思い出がたくさんできました。フィンランドでの生活とユッコラについては後日別枠でレポートします。


2 June
午前中にタリン旧市街を観光。リガよりもより観光地っぽい雰囲気。アジア系観光客も多い。日本のツアーにも遭遇。そんなわけで旧市街地の雰囲気は人が多かったことを除けばよい雰囲気だった。ここでスプリントしたら面白いよなと考えてしまう思考回路はもはや消えることはないのだろうか。そして明るいメインストリートよりも路地裏の狭い通路のほうに惹かれてしまう“コリドア(回廊)萌え”だと気づいた。
20080602_tallinn01 20080602_tallinn02_outside 20080602_tallinn03_inside
夕方、フェリーで3時間のヘルシンキへ。22時過ぎにイーキス(※)と待ち合わせのヘルシンキ郊外の駅へ到着。携帯で連絡して迎えに来てもらう。3年ぶりの再会。「元気です!」と日本語での彼らしい出迎えだった。(※かつてコーチとしてお世話になったフィンランド人)
3 June
最初の晩はイーキス家に宿泊。実はイーキス家は改装中で、現在はそこから数百mのところにあるタル婦人の実家に家族で住んでいる。私は改装中の家に一泊し、翌朝そっちの家に向かった。タルさんとそのご両親、娘さんのサガちゃん、それと生後6日の2人目の赤ちゃんがいた。赤ちゃんはまだ名前が決まっていなくて、4日後の土曜日に誕生のセレモニーがあるとかでイーキス夫妻と神父さんとでいろいろとディスカッションしていた。
夕方までクラブハウスには入れないと言ってイーキスは仕事に出かけ、日中はタルさんたちと留守番。サガは育ち盛りで家中を歩いては物を投げたり、叩いたり。タルさんのご両親は私を気遣ってくれていろいろと世話を焼いてくれる。実際はサガと遊んだりでそんなことはなかったけど、退屈そうに見えたようで、地下室に案内してくれた。なんと地下室には数々のトレーニングマシンがあった。冬の暗い日にはここでトレーニングをするんだと言っていたが、これがまた広い。なんだか上半身を鍛える系のものが多かったおかげで翌日は筋肉痛になった。
ディナーまでご馳走になり、一通り落ち着いた19時すぎにクラブハウスへ移動。まだまだ明るい。クラブハウスに着いたら掃除中だった。今日は大掃除の日で、だから夕方まで入れないということだったらしい。片づけを手伝って寝床を作る。スーパーに買い物に行き、物価の高さ(というよりもユーロの高さ)にビビる。物価の目安、コーラ500mlが1.6ユーロ。こちらの人はきっと1ユーロ100円の感覚なんだろうが日本人には辛い時代だ。まあでも生鮮品は日本と同じくらいの感覚なのでなんとかなるだろう。ついに憧れのクラブハウスでの生活の開始。
4 June
20080604_essu_clubhouse01エスポー・スーンタ(EsSu)のクラブハウスでの1日目。朝からクラブのミーティングで役員の人たちが集まる。脇で朝食をしていたが、彼らはずっと立ったまま話し合いをするのでなんだか落ち着かない。いわゆる立ち会議というやつだ。内容はさっぱり分からなかったが早々に話し合いを済ませ、「これから仕事に行くんだ」と10時までには解散。クラブの話し合いのために出勤を遅らせるというのが日本ではなかなかない。でもフレックスできればそれもありなのか。そしてこんな日本人がいても特別なことではないかのように事が進んでいくあたりがとっても不思議だ。
午前中はクラブハウスの周りの森で肩慣らし。ラトビアに比べるとずいぶん地形がはっきりしているなぁ、と余裕で走っていたがアボカリオ(岩盤の地面)の上の地形がさっぱり理解できず苦しむ。岩の上の道ってどうやったらわかるんだよ~!とウロウロしながら走り、4kmほどのコースに結局1時間もかけてしまったが、後半になってようやく理解できるようになってきた。明日の夕方のレースまでにはなんとか形になるとよいけど。
20080604_essu_clubhouse02ランチをとって駅前の市街地までちょっくら行ってみるかと歩き出す。しかし思ったよりも時間がかかり片道だけで1時間。自転車欲しいところだ。帰り道は森の中をウォーキング。ちなみにEsSuのクラブハウスは森の中といっても住宅地に程近いところにある。キッチンやシャワー、サウナも完備していて、裏はすぐ森というとてもよい環境。テレビもネットもないのでずいぶん浮世離れしそうだ。クラブハウスに一人でいると静かすぎてちょっと怖い。
5 June
午前中に再び同じコースを走る。今日は半分の時間で回れた。分かりやすい特徴物を拾って走ることが少しずつ出来てきた。例えば大きなピークとか岩ガケとか。でもまだ使えるものが少ないのでルートも制限されてしまう。対応力をもっと上げたいところだ。
20080605_saga夕方4時過ぎに「トレーニングに行くぞ」とイーキスがやってきた。約束どおりレースへの参加。レースというかいわゆる夕方の練習会。こんなに早く仕事が終わったのか?と聞いたら、「昨日は忙しくて深夜まで仕事をしてしまったので今日は早く帰ってきたんだ」とのこと。日本もこのくらいフレックスならいいのにな。一度イーキスの家に寄って、タルさんと2人の子供をピックアップ。運転はタルさん、イーキスは後ろで子供の世話。働きに出ている間は奥さんが子供の面倒を見て、帰ってきたら旦那さんが面倒をみる、というルールがあるようだ。そして産後すぐにもかかわらずタルさんは会場に着くや否やそのままコースに出て行ってしまった。う~ん、パワフルウーマン。その間はイーキスが面倒をみる。この辺は日本でもよくある光景。
20080605_start肝心のレースはエスポーの森よりも見通しが良くて比較的走りやすかった。イーキスはとってもテクニカルなテレインだと言っていたがそこまでテクニカルには感じなかった。ただ時々コンパス直進で見当はずれのところに出てしまったりして大きなミスをしてしまうのでまだまだよい結果には結びつかない。しかし土曜はユッコラのチームセレクション。なんとか上のチームに滑り込みたいところだが。。。 
帰りがけにイーキスに自転車を借りた。これで行動範囲と行動パターンが広がる。森の中のアップダウンをガンガン飛ばすととても気持ちが良い。今日はとても暑くて30度近くまで気温が上がったそうだ、と夜クラブハウスに遊びに来たEsSuのおじいさんが教えてくれた。
6 June
レストデーということで借りた自転車で探検。海岸沿いの遊歩道を走った。どこにいっても風光明媚ではじめは感嘆していたが、これだけ美しい景色が続くとだんだんありがたみが薄れてきてしまう。いや、日本の風景だってこういう美しさはいくらでもある。でもいかんせん人が多すぎるんだよな。
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隣町のショッピングセンターにも行ってみる。なんだか北欧の町の中心地ってどこか懐かしさを覚える。それはつくばを思い出してしまうからだと思う。この街もそうだったけど、雰囲気が竹園ショッピングセンターとかそういう感じにそっくりなのだ。ちょっと古臭くなってしまっている感じがまた似ている。ローカルなネタですみません。
7 June
今日は大会。ワールドランキングイベントになっている大きな大会でエスポーから200km離れたタンペレという都市の北部の森。来週のユッコラ・エリアに隣接するエリア。高速道路の脇には「ユッコラへようこそ」といった看板があり歓迎ムード。ということでこの大会にも多くの参加者が集まっていた。
イーキス一家は赤ちゃんの誕生セレモニーがあるので、イーキスの車を借りて近所のベッカというナイス・ガイと会場へ向かう。テレビ中継もあるというのでどんな大きな会場かと思ったら、森の中の行き止まりの道を利用した小さな会場であった。会場には知っている顔がたくさん。いつもはナショナルウェアを着ているところしか知らないので彼らのクラブウェア姿というのも新鮮だ。私は世界ランキングが足りないのでH21Aにエントリー。
さてレース。出だしはすごく調子がよかった。が、3コントロール目で爆裂。5,6と大爆裂。さらに終盤にミス設置があって悲しい目にあい、6キロのレースを80分もかけてしまう散々なレースだった。これでは第4チーム以下になってしまうがな。。。
8 June
今日も大会。かの有名な(?)スント・ゲームス。今日はタルさんの父ペッカと会場へ向かう。家から30分の近場。今日もH21Aだよね、と思っていたらH21Eにエントリーされていた。しかも会場に着いたときにはスタート時間まで残り30分。急いで準備してスタートへ向かう。とにかく今日は大きなミスをなくそうと心がける。おかげで長丁場だったが大きなミスはなかった。しかしとってもスピードが遅く、結局キロ10分を切っていない。。。 終盤バテたのもあるけどトップはキロ7分を切っているのでまだまだ差は大きい。このオリエンテーリングをもう一段階速いスピードでこなせるようになりたい。ヘトヘトになってゴールしてマッカラ(ソーセージ)を買い食いして、すぐに会場を後にする。みんな基本的に会場に長居しない。走る格好でスタート直前に会場入りしてすぐにスタート。ゴールして車のメンバー(たいていは家族)が揃ったらすぐに帰る。そんな感じ。表彰式もなく、成績が確定したら自分のゼッケンをもっていって賞品と交換。ちなみに今日はその大会名のとおり優勝者にはスントの最新型心拍時計がもらえたらしい。うらやましい。
なんだかんだでオリエンテーリングをみっちり堪能した最初の1週間。


全力ツアー2008 ~フィンランドはじめの1週間~」への2件のフィードバック

  1. rika

    充実した日々のようで何よりです。
    エスポーのクラブハウスや生活っぷりとても懐かしい&うっとりです。2005の春、ワールドカップ後にお世話になりました
    体調、怪我等に気をつけて本戦まですごしてくださいね。応援しています。

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  2. こいずみ@フィンランド

    rikaさん、ありがとうございます。みなさんのお礼のメッセージもまだちゃんと残っていましたよ。いろんな意味で満喫しています。人生、楽しみがいろいろ多くて困りますw

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