全力ツアー2008 ~スントのパーティーにて~

 本当に早いもので、明日にはエスポーを離れます。再びトゥルクへ行き、数日滞在の後ひとまずスウェーデンへ渡ります。今はイーキスの奥さんタルの実家(ご主人たちは留守中)で、これからの情報を確認しています。イーキスとも「明日の朝は会えないだろう」と先ほどお別れをしてきました。「新しい子どもが生まれたばかりであんまりよい環境を用意できなくてすまない」と言っていたけど、とんでもない。こちらこそ大変な時期に本当にお世話になりました。
 さらに昨晩はイーキスから「この数週間のがんばりを称えて」、とご褒美をもらいました。彼が勤めるスント(SUUNTO)本社のパーティーに招待してくれたのです。正確にはスントが日本の取引先や報道向けに主催したツアーの中の歓迎パーティーです。日本風に言うとまさに接待!?なので日本の企業の方やジャーナリストの方たちが10名くらい集まった中に「日本のトップオリエンティアとして招待」してくれたのでした。そしてスントの催すツアーに参加する方たちなので、どちらかといえばオリエンテーリングと似た世界(MTBとかクライミングとか)に精通した人たちで、そんな方たちとヘルシンキの観光名所スオメンリンナ島のレストランでお話できるなんていう奇妙な体験をしました。
 何より久しぶりの日本語に安心。そして自分たちのスポーツをどうPRするかといった話が聞けてとても面白かったです。で、結論だけ言うとトップ選手は結局のところ何もPR活動をしていない、という気がします。WOCを始め主要な大会の結果やそこでの体験をオリエンテーリング以外の雑誌やメディアに投稿することってほとんどないと思います。多分、それは自分たちが望んだ結果が得られていないから、ということも関係しているとは思いますが、しかしその記事が採用されようがされまいが、とにかくそういうことをしてみるっていう行動力が欠けているように思います。世界で何位であろうと自分たちは日本のトップでその代表として行っているんだ、だからもっと多くの人たちに知ってもらえばいいじゃない、そしてきっと残念なことにそういうことをするバカな人がいないんだろうね、といったことを言われました。う~ん、考えさせられる内容です。
 もっとも記事が採用されたり世間の注目を浴びるためにはスキルやテクニックも必要で、今回スントがジャーナリストを集めたのは、一方的な広告ではなくて個人の体験として、例えばスントの時計について○○な切り口で書いてもらう、という狙いがあってのことだそうです。
 さて、そんなわけで、ひとまず自分なりにユッコラ体験記を書い上げてみました。本編にアップしているのでぜひご覧ください。
 ところでイーキスは私たちから覚えた変な日本語を駆使して日本からのゲストの笑いを誘っていました。普段は工場で研究開発系の仕事をしていると言っていましたが、きっと日本での経験を買われて今回のホスト役に起用されたのではないかと思います。コーチとしての経験をその後のキャリアにも生かす、さすがプロフェッショナルは違うなと思わされました。見習わなくちゃ。


全力ツアー2008 ~スントのパーティーにて~」への1件のフィードバック

  1. こいずみ@フィンランド

    話は変わりますが、クラブハウス使用料を支払うためにそれなりの金額をATMから引き落としたのをさっきネットバンクで確認したら1ユーロ174円なんですけど。。。 このままいたら破産しそう。。。 

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