百式

20091207_100shiki_mapO-Gamesレビュー。まずは百式から。
調査に入っているホームテレインで開催の百式はミスをする要素がなかったので単純な体力勝負と思っていた。3時間を切れるかどうかという見込みを立てていて、2時間までは大丈夫、2時間を越えてから飯バテしないか、ペースを維持できるかがポイントと想定。
序盤の北山エリアは余裕の通過で星ノ宮範囲へ。ここも調査をしている範囲なので余裕かと思っていたがすっかり忘れ去ってしまっていた。よく考えたらこのテレインに入るのはたぶん3年ぶり。意外な新鮮味を感じながら普通のオリエンテーリングをしなくてはいけなくなってしまった。そしてそのおかげで見込みがずれて第一関門で約8分の遅れ。
第一関門後はしばらく入っていない山岳エリアをこなさなくてはいけないのでタイム短縮は難しく、第二関門前後の北山エリアでのがんばりがサブスリーへのポイントだ、と立て直し戦略を練る。自分でフォローしていなかった追加調査範囲で手間取るもペースは維持してこの区間はほぼ遅れなく60分でこなす。途中であった壮絶な湿地越えは北欧のそれを思い出させる感じで個人的にはGoodだった。
そしてホームテレインにある最後の34個へ。ここで余裕かましてちゃんと補給をしないで走り出したのがまずかった。ラスト20を切ったところで腿(モモ)に痙攣の兆候。ラスト10を切ったところで飯バテして歩いて登るのがやっと。99個目を取ったところで走る気力が回復したが、区間4位と失速し、サブスリーにも13分半も届かず、2位の柳下さんに辛くも勝利。最初のプランどおり、2時間越えてからの対策をちゃんとしておくべきだった。
まだまだ長距離は苦手。でもこれで今年は菅平の3時間ロゲインと里山アドベンチャーと百式で優勝となんとなく耐久レーサーっぽくなってきた。来年あたりは山岳耐久やホンマもんのロゲインにも出てみようかと思っている。
しかし疲れてくるとオリエンテーリングが雑になる。プランして、方向を維持して、現在地を確認してというルーチンワークがだんだんやれなくなってくる。けど無意識でもできている部分もある。これをちゃんと解析すると、きっと自分の苦手なナビゲーション要素が浮き彫りになるのだな。
百式から三三式までどのコースも厳しいコースだったけど、クリアするのが難しいコースに挑むというコンセプトは、チャレンジ精神が旺盛な参加者をいろんな分野から呼べるいい機会だと思う。かつてのハセツネがそうだったように(いや多くの参加者にとっては今でも)。オリランも負けては入られない。まずは開催日(できれば開催地も)の固定化が、定着させるための鍵だろう。
nonameから提供した賞品は参加者のみなさんに使ってもらえて嬉しい限り。ちなみに私めは百式優勝の証として百式のガンプラを頂戴しました。
20091207_100shiki

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