富士シリーズ2010 セレステージ終了

2週にわたる富士での選考レースが終了。
僕の結果はロング2位、スプリント8位、ミドル3位。例年の選考会の位置と比べるとよいほうかもしれない。すでにO-NEWSや強化委員会でも告知があったとおり今年は世界選手権には行かないのだが、行きたいといえば行けていた位置にいけたこと、特にこれからメイン種目として見据えているロングでまずまずの結果が出せたことは評価したい。
ではなぜ世界選手権に行かないのか?今年行かない明確な理由は実のところない。昨年の秋にもう一度世界選手権を目指そうと思ったときに、2010年はまだ間に合わないだろうから2011年のフランスを目指そう、と思った程度のものである。あとは自国開催で本気の本気を出すだろう天才ジョルジュと勝負できる舞台を目指すのは悪くない、という付加価値。いずれにしても2年かけてじっくり準備をしなくては結果は出せないだろう、と考えている。
「走れているのだから行かないのはもったいない」と言ってくれた方もいた。確かに僕がぶっちぎりでトップだったらそういう気持ちにもなっただろうが、それを上回るタイムを出した人は当然ながら、同じくらいのタイムを出している人もたくさんいる状況であれば、今大会に照準を絞ってモチベーション高く取り組んでいる人が出たほうが本番での結果も当然よいものになる。ワールドゲームズでの反省もある。だからチームのことを考えるほどに僕の気持ちは揺らがなかった。
来年を目指すということは、これからの1年、ケガ・病気・事故などに遭遇し選考会にさえ出られないかもしれないというリスクを背負うことにもなる。が、ハイリスクでなければハイリターンも得られない。来年の今日、胸を張って日本代表として立つ。それが目標である。
では、なぜアジア選手権での日本チーム入りを目指したのか。それは選考結果発表のときにもコメントをしたが2005年の悔しさがあるからだ。愛知の世界選手権では誰もが日本チームに入り、入賞することを目指してきた。結果だけ見ると入賞は難しかったが、しかし僕はそのリレー選考にさえ通ることができなかった。今思えばまだまだ若くてそれに値する選手ではなかったとは思うが、その悔しさは依然として僕の心の中に大きなわだかまりとして残っている。アジア選手権のリレーがあの夏の愛知と同じ場所だと決まったときから、もう一度あの場所を走りたいと思っていた。世界選手権とアジア選手権は違うことは百も承知。でも2005年を目指した選手にしかわからない想いというものがあるのだ。そのときのメンバーを2人残し、また長年のライバルや若手(ココ重要)を含めたチームでもう一度日本代表が会場を沸かせることができるよう、全力を尽くしたい。
さて、冬のトレーニングは体力を取り戻すことを優先して取り組んできた。その成果は先述のとおり手ごたえをつかめたので評価している。その分、オリエンテーリングの練習機会を削っているので、オリエンテーリングそのものはまだまだ十分ではない。選考会でもミスが目立った。来週の愛知合宿とその前後のイメージトレーニングをしっかりとこなして、残り3週間で仕上げたい。


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