北米選手権 ミドル

朝は曇り。午前中は雨が降ったりやんだり。レースが終わって午後になると快晴。そんなクランブルックの天気。
今日の朝はミドル。宿から車で15分くらいとところ。会場近くの駐車場には台数制限があり、森の入り口のカープールで4人以下の車はいったん降りて、相乗りして行くことになっている。僕らは中年夫婦の車に乗せてもらう。会場では英語でのアナウンサーがいろいろとまくし立てている。これだけで国際大会という雰囲気が出てくる。しかし会場にいる人は意外とまばら。500人も参加者がいるの?というくらいだった。よれよれのTシャツやジャージで出ている人もいるし、Oシューズではなくてサッカーシューズの人も多い。このへんは日本の大会会場の雰囲気にも近い。
まずモトシンがスタート。中間でトップタイムを出し、「Shinichiro, new leader!!」と何度もアナウンスされる。おお、すごいぞモトシン、カックイイ。モトシンは後半のループで少しミスをしたが、ゴール時点ではまだトップを保っていたようで何度も名前を呼ばれる。そして僕の名前も呼ばれる。シゲユキコイズミは参加者の中でワールドランキング上位だ、みたいなことを言われていた。モトシンも調子よいし、僕もいいレースができるはず、がんばるぞ!と気合いを入れてスタートした。
が、気合いが空回りしてしまったか。序盤の2番コントロールで西隣の台地に入り込んでしまい現在地が確定できない。よもやそんなところに入り込んでいるとも思わなかったので右往左往。お手上げ状態になってしまい、一番高い山に登ってようやく現在地を間違っていたことに気付く始末。レース時間の1/3をその区間に費やしてしまった。その後も細かくミスをしてしまい最下位争いをしてしまった。情けない。
が、まだこれで終わりではない。気持ちを切り替えて明日のロングは出し切ろう。今回の原因は距離感。進んだ距離が予想以上に長かったのは、地面が硬く、日本のそれとは感覚が違うことによるだろう。
モトシンは富士でのトレーニングの成果があったと言っている。コンパス直進や歩測がきちんとできた、と。どんなときでも基本に忠実であるべきなのだ。つまり、富士でみんながやってきたトレーニングはきっと結果につながる。
もとしんスタート
ミドルコース
ミドル会場の様子

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