富士山麓ロゲイニング

富士山
9月11,12日に富士山麓にある富士山こどもの国で開催されたナビゲーション・サミットへ行ってきた。日曜日の富士山麓ロゲイニングをメインイベントに、オリエンテーリングあり、講習会あり、交流会ありといろんな企画盛りだくさんのマルチイベント。今回はTEAM阿闍梨として半分運営、半分参加。日曜日のロゲイニングにはロゲイニングの帝王と呼ばれる柳下さんとチームを組んで阿闍梨デビュー。
土曜日はロゲイニング参加者向けの地形図講習会の講師役。が、午前中はロゲイニングの設置でロゲイニング参加の僕は特にやることなく、オリエンテーリング大会に当日参加。ミドルコースを走るが、情けないことに会場で持っていく地図を取り違えてしまい短いコースを走ってしまった。むぅ、7月以来のオリエンテーリングとかそんなの関係ないレベルでイケてない。来週のリレーは気をつけないと。
午後からは地形図講習会。僕はとあるご家族にアテンド。ロゲイニングどころか地形図を持つのも初めてというご家族だったが、子供たちが地図のことをよく知っていて順調に進めることができた。コンパスの使い方について十分にできなかったのが残念だったけど、もっとも地図が苦手だったお母さんが現在地を当てるクイズで最後に一番に答えられるようになったのは嬉しかった。
夕方は村山ジャンボに移動して交流会。オリエンティア(主に運営者)とロゲイナーの交流。ロゲイナーには陸上競技出身の人、アドベンチャ−レースやトライアスロン経験者、まったくの運動経験ない方などいろんな背景をもった人たちがいた。ちなみにロゲイナーとはロゲイニングをやる人のこと。オリエンテーリングをやる人はオリエンティア。彼らロゲイナーがオリエンテーリングもやってもらえるかどうかはともかく、オリエンティアが比較的存在感を発揮できる場所があって、そこに出て行くといろんなアイデアや改善点をもらうことができるということは、自分たちの活動を継続させていく上では大切なことだと僕は思っている。
明けて日曜はロゲイニング。6時間のロゲイニングは3月の奥武蔵レクロゲでやっているが、途中に電車移動を挟んでいても後半フラフラしてしまった。今回はUTMBも完走した柳下さんと一緒。スタミナについては最後までもつか大いに不安があった。それに加えて暑さ問題。装備にはかなり気をつけた。
持って行ったのはアクエリアスを1.5lとコーラ500mlを2本、ジェルを4つとおにぎり2つ、バナナ2本、会社で買った梅塩飴を多数。ジェルは70分おきに補給、飴は45分ごとに舐め、水分はチェックポイントに着くたびに必ず飲むようにした。給水所で水を満タンに補給。ハッシュハウス(休憩ポイント)でもコーラを2杯飲み、水も満タンにして、バナナとオレンジを1つ食べた。いいタイミングでハッシュハウスに着けたこともあり、ジェルは3本消費しただけで、飯バテ、水バテ、痙攣にならずに済んだ。急遽かぶった帽子も暑さ対策によい効果があった。
肝心のレースについて。戦略、ペースはほぼ柳下さんにお任せ。最初、どんな作戦を立てるのだろうと思ったら、意外とテキトー(よく言えば柔軟)だった。プランをきっちり立てるのではなく、入りの様子を見て後の回しを決めようとか、コース終盤もペースを見ながらこっちと取ってあっちを捨てよう、と場面場面で切り替えていく。僕はこれまでこうやって回ると決めたらずっとそのプランを追求していたが、そうではないということがわかったのが大きな収穫だった。
初めの2時間のペースはどちらかといえば僕が引っ張った感じ。正直ちょっと早いかなと思っていたが、確かにそのとおりで柳下さんは初めの2時間は暑さもあってかなり辛かったらしい。ハイペースだったこともあり予定では取れないかもしれないと考えていたコントロールを取ることができ、給水所にも早い段階で寄れた。この給水所で水分補給をした柳下さんは復活。逆に僕はエネルギー切れでペースダウン。脂肪が燃焼し始めるまでのタイムラグとなった2時間半〜3時間半は、登り区間だったこともありとても辛かった。
富士山麓ロゲイニングルート
ちなみに今回の地図は地形図ではなくてレーザー光測量で作られた地図を利用していた。なので絶対位置はオリエンテーリングマップよりも正確なのではないかというくらいで、マイクロレーサーという小さなコンパスでも、一度方向を定めればその方向にまっすぐ進むだけで目標物がきっちり出てくるのが楽しかった。さらに柳下さんは赤色立体地図を使ってナビしている。こちらは10m間隔の等高線だけでは表されない地形が表現されており、よりオリエンテーリングマップに近い情報が得られる。まあ問題は得られる情報は増えてもその情報をどう使うかなのだけど、少なくとも等高線が分からなくても視覚的に地形を理解できるこの赤色立体地図はユニバーサルな地図といえるかもしれない。(肝心の赤色立体地図の写真を撮り忘れたのでどこかに掲載されるのを期待)
マイクロレーサーと今回の地図
さて3時間半でハッシュハウスについた。先にも書いたがこのタイミングで補給ができたのは身体的に楽だった。最後の森エリアはかなりヤブもひどくて苦戦し、僕のペースダウンもあって取る予定だった2つのコントロールを捨てることになってしまった。終盤は柳下さんに着いていくのが精一杯でナビゲーターにもペースメーカーにもなっていなかった。こういうときの心理状態はチーム戦では重要になってくるんだろう。とりあえず今回は何も言わずに着いていくことだけを決め込んで追いかけた。柳下さんは終盤になってもペースが変わらず、地図もしっかり読めている。トレーニングの質を変えないと長時間ではまだまだ勝てそうにない。
ともかく、そんなこんなで柳下さんのおかげでトップ得点を出して優勝することができた。今回は何かあったら急遽パトロール隊になるという条件ではあったが、正規の優勝として扱ってもらえたようでエバニューさんからIceBugのシューズをいただいた。(→結果
IceBug
辛かったけど楽しかった。けどしばらくはもうやりたくない。なのに否が応でも11月には24時間の世界ロゲイニング選手権が待っている。修行だ。


富士山麓ロゲイニング」への1件のフィードバック

  1. KOI

    頂いたシューズは結局サイズが合わなくて柳下さんに履いてもらう事になりました。残念。

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