Road to France 番外SOW

今日のスイスOウィーク(SOW)はレストデー。時差ぼけ調整しながらSOWのプログラムをゆっくり読むなどしています。毎時鳴る小さな教会の鐘。時間が長閑かに流れてます。以下、SOWの魅力について紹介します。
SOWの参加者はスイス国内から2200人、国外から1100人。その人数が1週間、夏のスキーリゾート地に滞在する。地元は当然ながら大歓迎。宿は特価、無料シャトルバスあり、スタートまではスキーリフトでひとっ飛び。そこらじじゅうのホテルがオリエンティアだらけ。
Sow_lift
本番前のプレイベントや中日での余興的イベントも多数あり。特に子どもと一緒に参加できるイベントが多い。スクールOや街でのスプリントレース、ミックスリレー、ラフティングツアーなど。家族で来やすいイベントに仕立ている。
スポンサーからの賞品も豪華。日替わりで各スポンサーが賞品を提供。レースの賞品だけでなくクイズに答えると貰える景品も。例えば地図名を当てて貰えるスイス地形図DVD版、次の開催地を答えて貰える次大会の無料宿泊券など。ちなみに次回は14年マッターホルンの麓ツェルマットにて。
何よりテレイン。森林限界を超えた高地のフルオープン。地図には氷河の表記も。近い空。その空と同じ色の青い池。カウベル鳴らす牛の群れのそばを走る。オリエンテーリングパラダイスは北欧だけではありませぬ。これは毎回通いたいくらい。おすすめの大会の1つ。
5日目は標高2300mでのオリエンテーリング。走るのを邪魔するものは薄い空気と時々やって来る雲だけというフルオープンご機嫌テレイン。男子トップはキロ6分切りました。コース違う僕はキロ7分。まぁまぁ。
Sow_map Sow_terrain
もう1つ大事なのは運営スタッフもバカンスを楽しみながらやってること。生活かけてまで運営しなきゃいけないのは一部のプロだけでよいのです。
日本でこのレベルの大会を開催するならばワールドマスターズあたりを誘致するしかないでしょう。1500人×4日は確実に見込める。しかも来日するのは生活にゆとりのある欧米の中高年とその家族。観光資源としては申し分ない。それを契機にJOWを数年に一度開催となれば日本のオリエンテーリングの経済力も変わってくるかも。。。
Sow_arena
(ツイッターでのツイートを再編集して掲載しています。)

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