埼玉選手権と全日本選手権in群馬

群馬、埼玉、群玉。大群玉の~♪と思わず歌いたくなる2日間。
17日は埼玉県協会大会(小川町)。埼玉県登録選手による埼玉県選手権のほかに、日本オリエンテーリング協会(JOA)公認大会として県外登録者にも開かれている大会。翌日はスプリントの全日本選手権が控えているが、5月のロングの全日本選手権までレース機会がないため、冬に積んできたトレーニングを試すテストレースとして位置づけた。冬に練習してきたことを少しゆっくりめに落ち着いてこなすことを課題とし、それがほぼ遂行でき、大きなミスなくフィニッシュできた。ランニングペースはさほど速くないつもりだったが、結果的には大差での優勝となり、体力・技術の向上が実感でき自信につながった。とはいえ、翌日にむけて調整した選手もいるだろうし過信してはいけない。
自分の記録をあまりこまめにつけていないが、選手権を除く公認大会で優勝したのは初めてかもしれない。公認大会優勝は大会の規模・質を問わず、社会的にはインパクトがあるものだと思うのでちょっと嬉しい。
大会後にはJOA主催で日本代表コーチ・選手によるオリエンテーリング・クリニック。残念ながら参加者は少なかったが、その分じっくりできた感がある。参加された方にも好評だったように感じる。心配された雨がなかったのもよかった。できればもう少しじっくりと時間をかけて、たとえば合宿形式でやってもいいんじゃないかと思う。この冬に2回開催されたクリニックでは参加者にアンケートを取っている。その集計を任されているが、(参加者にしか調査していないことを考慮しても)技術向上のためのニーズは高い。そして技術を体系的に学べば、その人は指導者としての資質を得たことにもなる。技術向上、指導者育成、それから普及目的のイベント。これらはオリエンテーリング愛好者・競技者のピラミッドを大きくするためにJOAが果たすべき事業の1つであると確信している。このことについては別に機会にまた書こうと思う。
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18日は全日本選手権(太田市)。スプリントと呼ばれる短いコースでの日本一を決める大会。予選・決勝方式で1日2回レースをする。1本目の予選。簡単なコースだったのでミスはなかったが、若手有望選手に軒並み及ばず4位での通過。決勝は距離が伸び、より持久力が問われるだろうから戦えるはずと考えるようにはしたが、それでも焦りを感じ、それが結果的に敗因となった。
決勝。序盤の1、2番コントロール(通過地点)。いずれも難なくそばまでたどりついたが、木の影に隠れたコントロールを見つけることができずウロウロしたり、止まって考えたり、スプリントでは致命的なタイムロス。昨日のレースでは「ここで正しいのだから(例えば)もっと下にあるはず」と踏み込めたのに、今日はそれができなかった。事前にプランニングをしきれておらず、自信が持てなかったためだ。またいくつかルートチョイスにもミスチョイスがあった。じっくりと時間をかければできることが、短い時間ではできない。男子の決勝は地図に記載のない立入禁止区域問題で成績確定があいまいなものになったが、いずれにしても今日の出来では優勝は遠い。夏の世界戦に向けては手続きの精度を落とすことなく素早さを上げられるようにシェイプアップしていきたい。スプリントでも国内トップを狙えるスピードを出せている点と序盤のミスを気にせずレースを続けられた点は評価しておきたい。
20110318_signさて、今日の大会でこんな看板を見かけた。これでは何の競技をしているのか分からない。これが「スプリントO」になったところで事態はさほど変わらない。いや、我々競技者・愛好者には何の問題もない。しかし全日本大会である。しかも観客やメディアをもっとも意識するべきスプリントの、しかも開放された公園での開催。このチャンスにどうしてもっと一般の人たちにオリエンテーリングをアピールできないのだろうかと思う。
ただ、「全日本スプリントオリエンテーリング大会」と書くにはスペースがいるし面倒だという事情もわからないでもないし、長くて読んでもらえない可能性も高い。そこで提案をしたい。ミドル、リレーも含めて「全日本オリエンテーリング大会」に名称を統一してはどうだろうか。そして種目ごとに「ロングの部」なり「スプリント・ディスタンス」といった接尾語をつける。エリートクラスはすべて全日本オリエンテーリング選手権+●●。これであれば誰が見てもオリエンテーリングのすごい大会が行われているらしいと分かる。種目名は人目につくところには記載されてなくったっていい。ついでに言えばどの種目を開催することになっても看板や印刷物などの資材が使い回せるというメリットもある。
なぜ今の名称になっているかは知らないが、後から始まった大会と前からある大会を区別するためにそう呼ぶようになっただけではないかと思うのでぜひ検討していただきたい。しかしどこにどう提案するべきなのか?こういうのは個人で声高に言うよりも組織的に動いたほうがよいのだろう。これをご覧になった方で賛同し協力していただける方、ぜひアドバイスいただきたいです。
下の記事には17日の僕のルートやクリニックの様子も。全日本選手権についても近日中に記事が出るでしょう。
基礎練重ねた小泉勝利-埼玉県オリエンテーリング協会大会2012:
http://www.o-news.net/2012/03/saitama2012.php


埼玉選手権と全日本選手権in群馬」への4件のフィードバック

  1. ふじしま(新潟)

    「選手権クラスとそれ以外のクラスが設けられる大会だから“選手権大会”とは呼ばない」というのが尾上俊雄さん(競技委員会だったかな)の3年くらい前のコントローラ研修会での解説です。
    ちなみにトレイルOは「全日本トレイルオリエンテーリング選手権大会」が正式名称です。AクラスもNクラスもあるのに。
    全部「選手権大会」に統一して欲しいです。

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  2. koi

    僕もそんな話を聞いたので、選手権大会ではなくて全日本大会(~選手権クラス)といったところから変えていけばよいかなと思っていましたが、他に事例があるならば「全日本オリエンテーリング選手権大会」にするのも理解を得られやすいですね。私もそうするべきと考えてます。
    ミドルやスプリントを大会名の後に付ける、という点についてはいかがですか?

    返信
  3. ふじしま(新潟)

    「スプリント」や「ミドル(ディスタンス)」は距離別の競技名なので、本当は「スプリントオリエンテーリング」や「ミドルオリエンテーリング」という言い方は正しく無い…という指摘と、それに伴っての後付け方式には納得できます。じゃぁ「リレーオリエンテーリング」はどうなん?て話にもなりますが、これはもう定着しているので認めると。

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  4. koi

    ブログ、しばらく放置で気づきませんでした。
    ふむふむ。概ね意見は一致しているという感じですね。
    山西会長囲む会には行けなくなってしまいましたが、機会を見て働きかけていきたいと思います。新潟県協会などからアクション起こせる機会があれば教えてください。

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