伊豆大島ジオパークロゲイニング2013

すっかり話題に乗り遅れていますが、3月2日に開催された伊豆大島ジオパークロゲイニング2013について。おかげさまで多くの方にご参加いただき、コースについても大変ご好評いただきました。「楽しかった」、「また出たい」、そんな言葉をいただくのが何よりの楽しみであり、喜びでもあります。実際のところは至らぬ点もあり反省すべきこともあるのですが、大島の素敵なフィールドと島の人たちのおもてなしの心に支えられてなんとか開催できました。多くのみなさんに感謝です。
さて、今回のコースを組むにあたって考えたことなどを少し。フィールドは島全域。6時間のロゲイニングに対し、バスを使えるとは言えちょっと広すぎる、ということで僕自身は当初は範囲を狭める主張をしていたのですが、結果的には広範なエリアのどこを狙っていくかというロゲイニング本来の楽しみが味わえるフィールド設定だったかなと思います。
実は初めて大島に行った段階で、既に島の人たちがCP候補地を60個ちかく挙げてくれていました。ただ若干偏りがあったので、合間を埋めるCPをさらに見つけて来て調整しました。そして危険な場所が多いと言うことで南東側の海岸と三原山南麓は今回はほとんどCPを置きませんでした。準備の様子をレポートしたときにも少し紹介しましたが、CP探しでは島の人の力に大変助けられました。で、CP候補が出揃ってから配置と得点のバランスを考えた結果が下の図。
20130312areapoint
多くの人が三原山周辺には行きたがるだろうとは思いつつ、みんながみんなそこに行ってしまうと面白くないのでそのエリアの得点は飛び抜けて高くはしませんでした。合計では南部の差木地・波浮港エリアと同等。しかも差木地・波浮港エリアはCPが密集しており、かつ道路でつなげるため、時間あたり得点では三原山エリア以上です。スピードがないチームには実はおいしいエリアでした。6時間女子で優勝した「しもしす」のみなさんは南を中心に攻め、2位と350点差の圧勝でした。もちろんそこに行くバスの便数も多くない、時間がかかるというデメリットはあります。
早いペースで走れるチームであれば、バスを使いつつ北麓・東海岸の適当なところを攻め三原山エリアへ上がり、高得点だけ取って南へ降り、そのまま南海岸を攻める、最後はバスを使って元町・野増エリアへ戻り、余裕があれば北の山エリアのいくつかまで足を伸ばしてフィニッシュ、で一番得点を稼げて2000点+α、という想定でした。
実際は多くのチームが三原山へアクセスしやすい北半分のエリアを中心に攻めたようです。やはり三原山の魅力には勝てなかったということでしょうか。恐るべし三原山。もっともCPが南北に割れすぎていて途中で修正しづらかった、というのもあるかもしれませんし、この範囲に対して作戦時間20分は少し短かったのかもしれません。
そんなわけで各チームの通過CP一覧をアップしておきます。ちなみにこのリストは僕が個人的に打ち込んで作ったものなので非公式なデータです。打ち間違っていたらごめんなさい。
それから6時間男子優勝の「Aチーム2013」と2位相当の「静岡群馬選抜」(招待チーム)、6時間混合優勝の「シナネン・ニューバランス・バイシクルチーム」と2位「渋谷で走る会」のルート図も紹介します。こちらもざっくり聞いただけのところもあるので細かなところは違っていますがご了承ください。ちなみに破線部分はバス利用区間です。
20130312menroute 20130312mixroute
シナネン・ニューバランス・バイシクルチームは前日から大島入りしており、自転車で島の様子見をしていたため何カ所かでタイム短縮ができたとのことです。気合いが入っています!渋谷で走る会は最後バスで戻ってくるときに観光客で混雑しバスが遅延してしまい減点をくらってしまった、とのことです。バスや電車を使うロゲイニングのときにはその点も考慮してプランニングしておかないといけませんね。
Aチーム2013はメンバーの柳下さんによると「当初のプラン通りには行かなかった部分があり、途中で修正しながらこのルートになった」ということでした。一方で静岡群馬選抜の横山さんによると「(パートナーの)村越さんは初めからAチームと同じようなルートになっちゃうだろう、と予言していたので驚いた」と言っていました。2チームのスタート前のプランニングの様子を見比べても、Aチーム2013は比較的早めに結論を出し、あとはうまく修正しながら行こう、という作戦だったのに対し、静岡群馬選抜はかなりぎりぎりまで作戦を考えていました。2チームのスタイルの違いが出ていて面白いなと思うシーンでした。結果的には序盤・中盤の勢いに勝ったAチーム2013が勝ちましたが、もう少し作戦を練る時間があれば逆転の可能性もあったかもしれませんね。
そんなプランニングの様子を収めた動画などもあるので、大島ロゲイニングの話題についてはまだ続きがある予定です。気長にお待ちくださいませ。


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