朝霧ロゲイニング2013

朝霧ロゲイニング2013にご参加ありがとうございました。
毎年このブログでも準備編、解説編と朝霧ロゲ関連の記事を書かせてもらっているのだけど、実は今年は準備編は書かず、O-Supportでのツイッターで少し発信しただけ。そんな僕の地味な広報活動含め、大会として大々的には広報していないというのに、過去最高の参加者があっさり集まってしまったというのだから昨今のロゲブームをひしひしと感じざるを得ない。そんな注目を集める中で記事を書くのも結構緊張してしまうのだけど、いつものペースでいくつか書かせてもらいます。
全体の配置は下左図の通り。今年は県道71号以東の富士山麓は使わず、北は県境割石峠・端足峠、南は人穴神社前・猪之頭集落まで。東は県道71号を外周に、西は毛無雪見山麓の標高1100m以下のエリアで、チェックポイントの配置としてはずいぶん縦長な範囲に。毎年色々なエリアを使い回しながら行うというイベントの方針もあり、A沢周辺を開発しておきたくて、こういう範囲になった。
ちなみに陰影のある電子地形図を原図にした。PC画面で見ると分かりやすいが、実際に利用した地図は印刷機器の関係もあり陰影はあまり目立たなかった。そのためか反響(良い・悪い)はあまり聞いていないのだけど実際どうだったのだろう??
20131128_asagirimap 20131128_asagirimap_area
ナビゲーション的には例年よりはやや易しめなチェックポイントを増やしたが、A沢周辺の林は富士山麓以上の微地形で、地形図では地形の判読が難しく、西の山側では尾根たどり・尾根くだりもあったりし中上級者でも歯ごたえのあるものにはしたつもり。
上右図の通り、まずはいくつかのエリアに分けて得点の配分バランスを決め、細かな得点設定をした。会場から遠く難易度も高いA沢周辺が一番高く、タフな南の山側がそれに次ぎ、初心者でも行きやすいよう会場周辺・道の駅・猪之頭にも大きめの得点を配した。北部の配点と南部の配点のバランスを取るのが難しく、北に行けば勝ち・南に行けば勝ちとはならず全体的に回らないと上位は難しいように何度か調整した。
最高得点は人穴神社前の肉うどん野島の77点だが、実は始めは端足峠が77点で、ここは50点だった。ロゲイニングの最高得点と言えば大抵はめちゃくちゃ遠いか難しいかで、初心者チームではなかなか行けない場所なことが多い。だけど、表彰式の時にも触れた通りファミリーでの参加も多い朝霧ロゲイニング、彼らでもちょっとがんばれば最高得点に行ける、そんな設定にしてみたくてこっちを77点にした。
結果的には77を取るのが上位の必須条件になってしまったけど、僕の想定ではジャンボリーゴルフ場入口から77を取って猪之頭交番あたりまでで5km以上、20~25分はかかる見込みだった。38から60までの往復、34から64までの往復とも同じく20~25分の見込みなので、77しかないならばそこまで重要にはならないと考えていた。う~ん、もうちょっと点数近づけてバランス取るべきだったか。
ついでに告白すれば僕の試走時のタイムから、
15→20→17→26→42→21→37→40→64→34→46→29→12→55→36→25→22→27→18→14→31→41→50→38→60→39→24→23→33→35→13→32→11
、978点(38~39km)で勝てる、と思っていたがワイルド阿闍梨には及ばず。。むぅ。
全体のまわり方をマクロなプランニングとすれば、細かなルートどりはミクロなプランニングと言えよう。ミクロなプランニングにおいても常に集中力を必要とする設定にしてあり、タイムが短縮できる箇所がいくつかある。例えば12→29はトップチームの多くがこなしているが、地図上の距離では下図のような差がある。僅かな差だが、100mの違いは20~30秒の差を生み、そういった細かな差が最後の10分の余裕を作っていたりする。それをいかに見抜くか。レースの振り返りをするときは、上手く行った部分に関しても改めて見直してみると数十秒は縮められたなんてところが出てくるので注目してほしいところ。

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同じような視点で上位チームの南の山のこなし方を見ていると各チームの戦略やスキルの差が見えてきて面白いのでルートだけでも紹介。

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20131128_39mix 20131128_39family_women
※女子2位の「くったり、まったり」のみが41起点、他は39起点
朝霧ロゲイニング、イベントとしては2日間のイベントで、1日目はミニアドベンチャーレースや読図講習会、クリック・オリエンテーリング、ナイトオリエンテーリングと多くの方の協力を得ながら盛況に終わった。特にトップトレイルランナーの横山峰弘さんに来て頂けたのは、大会に華が生まれ本当によかった。怪我され大変な中、無理して来て頂いたのだけれども本当に感謝感謝。トップランナーとしてはもちろん尊敬する選手の1人だったけど、近くでお話を伺っていると謙虚な姿勢と、しかし経験に裏打ちされた確かな自信も感じ、そのお人柄に対しても尊敬の念が生まれる。ぜひ朝霧を走っていただきたかったが、怪我を克服し再び活躍される日が来ることだろうから、そのときには応援します。
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総合優勝のワイルド阿闍梨は標高の高い所をほとんど捨てて平地中心に攻めて圧勝。だけど山に登ったチームのみなさんはこんな雄大な朝霧高原の秋の風景を眺められたことでしょうから、その思い出を何よりの宝物にしてくださいね!
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