初心者から玄人まで

今月は講習会の話題をもう1つ。
先日の記事でも紹介した今年のぐるぐるナビが始まりました。第1回目は2月23日に武蔵五日市での開催。ぐるぐるナビはアウトドア系イベントを数多く手がけるアドベンチャーディバズのイベントの1つで、初心者向けの読図・ナビゲーション講習。ただ勉強するだけではなくて、動いて遊んで地図やナビゲーションに親しもうというコンセプトでここ数年続いています。僕は昨年までは秋シーズンを担当していましたが、今年は通年で春夏秋の3シーズン、合計11回を担当させてもらえることになりました。
最近は読図講習会も各地で開催が増えつつあるけれど、1日だけの講習というのが多い。しかし読図知識はもちろん、ナビゲーション全体のノウハウを学ぶためには、初歩的な内容に限っても、1日では足りないくらい。なによりフィールドで実際にやってもらうのが一番なんだけど、その時間も考慮したらとてもとても駆け足になってしまいます。特に地図が苦手、方向音痴と思っている人にとってはどこか不理解なところが出来てしまうとその後の講義はもうチンプンカンプンになってしまいがち。
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そういう意味で、ぐるぐるナビは1シーズンを3回に分けて内容を組んでいて、各回ごとに少しずつステップアップしていくため、じっくりゆっくり学ぶことができる数少ない講習会の1つだと思います。3回全部出なくちゃいけないというわけではなくて、ある程度知識や経験がある人は2回目3回目だけ参加することも可能だし、前回の復習も各回冒頭に少し行うので、都合で出られなくても大丈夫。さらに今年は1回目に出そびれてしまったけど、やっぱり最初からしっかり学びたい、という人のために1回目の日程を増やしてあります。
地図が読めればみなさんのアウトドアアクティビティの範囲がぐんと広がります。未知の場所へ自分の力で移動できる楽しみを味わっていただきたいです。そして動植物や星空を愛でるのと同じように地形を楽しむという新たな楽しみも増やせます。なにより安全対策がしっかりできるようになる、これが一番重要かもしれません。
しかしながらこのぐるぐるナビ、最近ますます知名度の上がったディバズのイベントだけあって講師への要求も高く、毎回終わった後に細かな振り返りが行われ、次の回には必ず何かが改良されています。ぐるぐるナビで採用した方法は、僕が担当する各地のナビゲーション講習会の基本型にもなっています。新しいアイデアを出す作業は苦しくもあるけどやっぱり楽しいです。
今年は青梅・五日市の奥多摩地区の他に神奈川西部の南足柄地区でも開催されます。これから地図読み・ナビゲーションを身につけたいという方はもちろん、ある程度やってきたけどもう一度学び直したいという方にも満足いただけるものを目指しています。
もう1つの話題はその前日、22日に愛知県で行われた大阪大学オリエンテーリングクラブ(阪大OLC)の合宿。この合宿に1日だけですが、特別コーチとしてお招きいただきました。
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「あなたはオリエンテーリングのトップ選手なんだしそんなのはよくあることでしょう」と思われるかもしれませんが、母校や関係するクラブ以外の団体から招かれてコーチをするという話はこれまでまったくありませんでした。しかも学生のクラブからのお話ということに驚き、興味が湧きました。きっと高い意識でオリエンテ-リングに取り組んでいるのだろうとワクワクしながら準備しました。実際合宿へ行ってみると、人数も多く活気に溢れ、時間管理もしっかりしていて、僕が話している間はしっかり耳を傾ける、学生にありがちなダラダラ感の少ない立派なクラブだと感じました。これから数年、阪大OLCがどう伸びていくのかちょっと楽しみです。
もっとも1回コーチしただけで何かがよくなるほど競技としてのオリエンテーリングは甘いものではありません。重要なのは日々上達を意識することで、そのための努力をすることです。トップ選手たちは世界と戦うために日常的にできる様々なトレーニング方法を考えてきました。そんなノウハウをお伝えできる場所もこれからは増やしていきたいと思っています。
初心者向けのナビゲーション講習会から、玄人向けトレーニング講習会・合宿まで、ナビゲーションの上達をサポートできるようO-Supportとしてもがんばります。
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ぐるぐるナビ今後の予定;
 3/15 基礎編Ⅰ青梅
 3/30 基礎編Ⅱ五日市
 4/13 基礎編Ⅲ五日市


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