OMM 2019(UK)準備

10/25-26に行われたOMMに参加した。2016年以来3年ぶり2回目。前回OMM JAPANに関わる僕の視察が目的での参加だったが、今回は一緒にJAPANでコースプランナーをするようになったボブこと谷川君の視察が目的で付き添う形での参加である。

OMMに一緒に参加したボブ(1日目スタートにて)

開催地はスコットランド、グラスゴーから西に40キロのところにあるLargs(ラーグス)という町。1262年にスコットランド王アレキサンダー3世がヴァイキングのノルウェー王ホーコン4世に勝利したラーグスの戦いの舞台になった地らしい。

数あるコースの中で選んだのは前回と同じLinerのAコース。JAPANではStraightと呼ばれるいわゆるポイントオリエンテーリング形式。最上級はEliteコースだが、前回と比較もしやすいのでAを選択した。

事前準備のためのトレーニングを二人でしたわけではないが、JAPANの試走時に一緒に走ってテン泊して、くらいの準備はした。また彼とは2012年のアジア選手権以来同じチームで行動したり、最近はJAPANをはじめ仕事で一緒になることも多いので体力技術や性格的なこともある程度分かるので心配はなかった。

用意した装備は下記の通り。

EACH COMPETITOR MUST WEAR OR CARRY THE FOLLOWING(個人で用意が必要なもの)

Taped waterproof jacket with hood: OMM Kamleika Race SmockⅡ
Taped waterproof trousers: OMM Kamleika Pant
Clothing suitable for mountain running and walking: noname Combat, ファイントラック スキンメッシュ ノースリーブ, OMM Swift Arm Warmers, noname Terminator pants, ファイントラック スキンメッシュ ボクサー
Spare base layer top: noname Underwear shirt Skinlife Pro
Spare full leg cover: noname Underwear pants Skinlife Pro
Warm layer top: OMM Roter Vest
Hat, Gloves & Socks: OMM Kamleika Cap, OMM Kamleika Overmitt, noname Compression socks Nc2 & Training sock(キャンプ地用)
Footwear designed for trail and fell use: Nvii Forest 1
Head torch capable of giving useable light for a minimum of 12 hours: Silva Trail runner 4 (AAA*3)
Whistle & Compass: リュック付属のもの , Str8 Kompakt Compass Left
Map (as supplied):
Insulated Sleeping system: OMM MountainRaid 1.6
First aid equipment: ラテックス手袋、バンドエイド、テーピング、脱脂綿(アルコール付き)
Pen/pencil and paper capable of being used in wet conditions: ペンと耐水紙
Survival bag (not a sheet): SOL エスケープライトヴィヴィ
Rucksack: blooper backpacks MIZUNARA 30
Emergency rations: カインズ 安心米 カレーピラフ
Water carrying capability: Salomonソフトフラスク500ml、現地で買った750mlのペットボトル
Spare warm kit and insulated sleeping bag must be waterproofed (i.e. in a drybag): 対象物をSilva drybag 24Lに封入

EACH TEAM MUST CARRY THE FOLLOWING AT ALL TIMES(チームで用意が必要なもの)

Cooking equipment including stove with sufficient fuel for duration of the race, plus some spare for emergency use, left at the end of the event: SOTOアミカスポットコンボと会場で購入したガス250G
Tent with sewn in groundsheet: Nordisk LOFOTEN 2 ULW
Food for 36 hours for two people: 各自で用意(小泉分はアルファ米2袋、カップ飯2つ、袋スープ1つを夕飯朝飯に、グラノーラ400g、WINZONE エナジージェル6個、Mag-on マグオン エナジージェル6個を行動食に)

他の装備

エアマット(KLYMIT イナーシャX ライト)
カメラと緊急連絡用のスマホ(Unihertz atom)
ポリ袋2枚(キャンプ時の靴下、ゴミ袋用として)
コーラ500ml
水は750ml+350ml

装備詰め込み完了

前回からの装備変更点など

重さは測り忘れたが前回が7kgくらいだったが、それより1kgは確実に軽くなっている感覚。自分で使う衣類、食料、水をだいぶ減らした。使い回し方や補給の仕方が分かっているのは大きい。前回はキャンプ地でゴミを捨てられたが、今回は持ち帰り、終わったあとに装備チェックでゴミも確認するということであまり無駄に持っていかないことを心掛けたこともある。

テントはノルディスクのテントを借りた。快適性は低いがもろもろ合わせて600gの軽さは軽量化に大きく貢献している。なおテントはペグと支柱をボブに持ってもらい、フライシートとガスとバーナーは僕が持つことにする。

テント(家で練習したときの写真)

それらを装備を入れるバックパックにはblooper backpacksのMIZUNARA 30を選択。この遠征に合わせて作ってもらった。軽さや収納力以上に揺れないフィット感と重さを感じさせないことに驚いた。縦長の形状のお陰なのだろうか。

MIZUNARA30(2日目レース中の写真)

店の宣伝になってしまうがコンパスはStr8 Kompaktに。結果的にはコンパスがなくてもまっすぐ進むことが出来るくらい視界良好だったが、斜面で先が見えない場所でもばっちりであった。(僕のは自分用にプレートを1cm近く削って短くしてある)

シューズはNvii Forest 1。前回の経験からトレイルランシューズよりオリエンテーリングシューズのほうがよいと感じていたので軽いForest 1を選択したがこれはやや失敗。どんな路面、斜面でもコントロールできる安心感はあったが、さすがにミッドソールが薄く足が濡れ続ける環境もあって2日目後半からはピンの突き上げ感が苦痛になってしまった。やはりForestシリーズはオリエンテーリング専用シューズだと感じた。

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