OMM 2019(UK)2日目とまとめ

夜中のなって雨風強くなり目が覚める。滴もポタポタ垂れて冷たい。夜中の1時過ぎ。そういえばサマータイムは夜中の2時に終わるんだっけ。その瞬間時計がどうなるか見てやろうと思うもウトウトしてしまいその瞬間を見逃す。気づいたら目覚めたときと同じ時間に戻っていて無限地獄にいる心地になる。

その後もウトウト。雨風が強くなったり止んだりを繰り返すタイミングで寝たり醒めたり。

6時。恒例のバグパイプ演奏。起床時間になっても雨風とても強く、少し収まるのを待って(8分くらい)、外へ出てトイレへ。雨が降ったおかげがそこまで冷え込んでいない。最近のJAPANのほうがよっぽど寒い。トイレに行った帰りにスタートリストを見るとスタートが7時12分となっているではないか。トップスタートは7時になっとる。ムウ、案内と違う。

急いで戻りボブを急かしてご飯と片付け。こういうときに限ってコンタクトを入れるのに手間取ったり。7時5分ころにパッキング完了。テントとバナー類は昨日の後半と同じく全部僕が持つ。服はボブが着込んでいるので一旦返す。食料は減ったがテントが濡れたので重さはちょっと軽くなったくらい。ギリギリ間に合うか?スタートは昨日のフィニッシュだというので急いで行くもなんとそこから1キロちかく先。時間通りは厳しい。少しでも早めに出ようと走るが振り返ったらボブがいない。寒さか疲労か動きが鈍い。10分遅れでスタート。

Aコース Day2 距離24.2km/登り1320m

△→1
登り続けるレッグ。相変わらずのヒースだが昨日よりはやや進みやすい。さぁ遅刻を取り戻そうと思うも依然ボブのペースが上がらず。昨日は抜かれなかった混合チームやベテランチームにも抜かれるペースで今日は長丁場になるかも。途中写真を撮ったりしながらのんびり進んでいたら少し北に外してしまう。

朝日を背に上る

トップと15分差、27位の出だし。区間順位は特別ルールだった5-6の30位を除き最も遅い。何より遅刻スタートが痛かった。スタートリストは前夜のうちに確認しましょう。

1→2
ロングレッグ。柵沿いを進むのが早いのかまっすぐが早いのか。昨日の様子からは柵沿いが走りやすい保証はない。ペースも上がらないので距離をできるだけ短縮したほうがよいとまっすぐを選択。途中で雹が降ってきたと思ったら荒野から虹が生えたり幻想的な光景であった。ほぼまっすぐ進めアタック。

虹かかる野を越え

谷を越え

2→3
日が高くなり気温が上がってきたためボブのペースが回復傾向。鞍部を抜けていくルート。

途中でエリートチームを見かけた。6人で行動している。同じチームで誰かを勝たせるために協力しているのだろうか。走っているが草のないところを選んで走っている。何を見てるのか。

アタックは微妙な沢。東の特徴的なピークとの位置関係から僕はやや行き過ぎていると感じたがボブはもう1つ先では、ということで2日間で唯一意見が分かれたところ。周りの選手の動きから一度奥へ行くも見つからず少し戻って発見。思ったよりも下の方についていた。高低差の読み取りが難しい。

3→4→5→6
繋ぎのレッグ。5-6の道路横断箇所は安全確保のため全チーム2分マイナスされるというので多くのチームが道路横断後に休憩を入れる。僕らも休憩。ボブの服装を変えたり、荷物の調整をしたりして2分以上休憩した。この辺りで足がむくみ始めていることに気づく。

6→7→8
7はコンタリング気味に登りながらアタック。手前のピークが容易に分かり問題なくアタック。

8は道に出るのもあるのかと思ったがレッグ長的にまっすぐ。やはり手前の尾根やのっぺりピークが丸見えのためつなぎのレッグが続く感じ。

この2区間は4位、3位と2日目では数少ない1桁ラップ。そんなに早く動きはしなかったが。

8→9
ロングレッグその2。道を使いつつまっすぐめに進みダムの西側を抜けて道路まで出て道を使ってアタックするルート(水色)がまず見える。次にダムの上の道を使ってそのまま道路まで抜け、少しヒースをショートカットして最後の道に乗るルートが見える。だいぶ遠回りだが道のスピードは圧倒的に早いのでそちらを選択。

羊の群れの間を抜ける

ダムに出るまでどうするかかなり悩んだが今のペースを考えればグネグネでも全部道のほうが早いだろうと思い一番近いところまで道で引っ張る。斜面の中ほどにある道がダムまで繋がっていないだろうかと期待したらその通りに繋がっていたときは正解を引き当てた感じがした。ヒースは我慢のペースが続くが、道はボブもなんとかペースを上げられる。がそれでもやっぱり遠かった。

よいルートだったと思うが区間トップと21分差の13位。むくんだ足で硬い道をピン付きシューズで走ったダメージで足の裏が痛くなる。

ダムを通り抜ける

9→10
道を使うだけ。ここからはだいぶ簡単。荒天の中ここまで来ることも想定してのコース回しなのだろう。

10がマーシャルポイントでマーシャルにチームナンバーを告げる。一緒にいたチームの番号が昨日の僕らより1時間ちかく遅いチームだったので今日の結果はいまいちであることを悟る。

10→11
ここも11の南西付近まで道を使っていくプラン。道路を越えたあたりでボブが再び終盤の復活を見せ引っ張ってくれる。海がよく見える中世の砦跡のようで一般の観光客もいた。崖沿いの道が続いておりこれは使えそうと思って辿ると11のすぐ西まで連れて行ってくれた。

11→12
実質最後のレッグ。アタックで使った西側の道が北までもっと伸びていることを期待してみたが残念ながら地図通りでロス。ここでまた登らせるんかい、という感じで最後のヒースもがき。登り始めでボブが再びペースアップ。ついて行くのがやっとになる。平らな所に登ってから西の斜面が見える位置にある尾根を辿ればよいだけなのでナビゲーション的な難しさはない。

12→13→◎
下って道走り。ボブが走る走る。なんとか食らいつきフィニッシュへ。相当頑張ったがスプリットタイムを見るとまだ早いチームがいてAコースのレベルの高さを知る。

なんにしてもついにフィニッシュ。感動のフィニッシュという感じではなかったがよくやったという感覚。計測読み取り後に装備チェックを受ける。サバイバルバッグとファーストエイドキットを見せてと言われて二人でそれぞれ出す。

結果を見ると今日の結果はやはりいまいちであったが、昨日のアドバンテージがあり1つ順位を下げただけで総合成績6位という結果。期せずして前回順位を上回れたのは意外であったが、がんばった甲斐があったと少しほっとする。

そこからは主要なスタッフと話をするも、みんなフィニッシュ閉鎖に向けての一番緊張する時間帯、簡単なあいさつ程度で済ませボランティアスペースで待機。フィニッシュ閉鎖前の会場の様子を見たりしながら休む。コースコントローラーのデイブに聞くと、この広大な範囲の撤収を残り5個だけ残して済ませているというのだからちょっと驚き。歩きなら1つ行くだけでも1時間はかかるのだが。。

会場撤収が進み、ボランティアもパラパラと帰る人も出始めたところで一旦解散となり宿に送ってもらう。送ってくれたおじさんも2週間後にJAPANに来るというので楽しみが増えた。

帰ってからはサンデーパーティー、いわゆる運営者打ち上げ。長い時間かけて前菜、メインディッシュ、デザートとゆっくり進み、それからスピーチが続く。疲れ切っている僕らにはかなり体力の限界で、食事中に周りに座っていたおじさんおばさんたちとお話しするのがやっとでスピーチはもう半分以上聞き取ることもできず就寝へ。

サンデーパーティー

翌朝は配車アプリで予約した車が来ないというトラブルにも見舞われたがタクシーを呼んで空港に滑り込み、なんとか帰国の途に就く。

まとめ

正式な結果
1日目 05位 07:42:58 +0:29:26
2日目 13位 06:49:26 +1:14:58
総 合 06位 14:32:24 +1:30:20
であった。

スプリットタイムを見返すと1日目は6番でトップに立って以降じりじり差を広げられ、そのまま2日目フィニッシュまで差が開いていくという具合。ペースダウンし始めたところからまさに失速したことになる。ボブにとっては不慣れなレースで大変だったろうが、もしそのペースを維持できていれば優勝争いも可能だった。もっともそのペースを維持出来たら今度は僕が最後までもったかは怪しいタラレバ話ではあるが。いずれにしても前回はまったく感じられなかった可能性を見ることができたので、今回の遠征は視察だけではなくレースとしても来た甲斐のあるものだったと感じている。

チームとしてはお互いが辛いときに牽引する・されるというスキルがあればもう少しよい結果を得ることはできたかもしれないし勝負に徹するならそうするべきかもしれないが、今回は二人ともターゲットレースの合間の視察参加なのでそこまでのシリアスさは持ち合わせなかった。

個人の振り返りとしては体力的には前回より走れる部分も少なかったせいか余力があったように思う。補給の仕方などは確実に前回よりよくなっているので距離・時間に対する耐性はできつつある。

ナビゲーションは天候にだいぶ助けられていてこれが視界ゼロの霧の中だったらどうなったか分からないが、まあ押さえるべき箇所はしっかり読めていたし、大きな地形を外さなければ完全ロストすることもないのでたぶん対応はできていただろう。

天候がよかったことで濡れや寒さに備えた装備の評価はできないが、何といってもシューズに改善の余地がある。ボブの失速も疲れ以上に足裏の痛みの方が大きかったという。Nviiでもクッション性のあるマッドレース向けのシューズを開発しているらしいので個人的にはそれに期待したい。

水は快晴でも気温は低いので1.2リッターあれば十分だった。テントはもう少し広い、正確に言えばもう少し高いものの方がよかった。今回借りたテントでは雨の中での着替えや食事がしづらい。

視察目的という意味では、OMMのコースにはやはり過酷さが必要だ。果たして今年は?そして来年以降は?お楽しみに。


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