田舎の生活その64

前の更新からまだ10日しか経っていないけど、その64。月末よりは月初に更新したほうが季節の移ろいが感じやすい気がして。

そんなわけで表紙がわりの写真も撮影位置を変えてみた。わが家がある集落の遠景。手前を流れるのが大井川。江戸時代には「箱根八里は馬でも越すが、越すに越されぬ大井川」なんて言われ豊富な水量を誇ったのだけど、明治後期以降ダム開発が進み、戦後の高度経済成長の頃にはすっかり水量が減ってしまい河原が目立つ川になってしまったという。大雨や長雨のあとにはかつての勢いを取り戻すので要注意。

大井川はなんといっても穿入蛇行。さっきはあっち向いていて流れていた川が今度はこっちから出てきたよ、と流れがくねくねしているので地図が好きな人はきっと楽しめる。そんな人は地理院地図へ

しばらくは僕が住む川根本町のことでも紹介してみようかと思う。


田舎の生活その63

とっくに桜が咲いていると思ったが、まだつぼみを大きくするところで留まっている。

今の家に来て1年が経った。毎月、裏庭の写真をアップしてきた。裏庭と言ってみたが、人様の土地だし、手入れもしているわけではないのでもっとよい写真を使うべき、という家族からのクレームもあったので来月からはアングルを変えてみようかな。ただこのアングル、窓に固定して撮れるので、こんなこと(※)をしてみたかったんだ。(※:gif画像へのリンク、8MB)

さて、妻が職場復帰するので子供が保育園に通うようになった。SNSなどで見ると、東京周辺に住む知り合いの皆さんは1歳になるかならないかくらいのタイミングで子供を預けている。(預けられた人たちは、と言うべきだろうが。待機児童という言葉を聞かないのは田舎の特典)

それに比べるとうちはだいぶ遅い。しかし子供がまだそのくらいの時期に一日預けることなんて想像できなかったな。今でも十分手がかかるけど、これからお互いの仕事がますます本格化していくと生活がどうなっていくのか読めないところがあって不安もある。まぁいざ始まれば不安を覚える間もないのだろう。

とりあえずこの春は半育児休暇状態で僕はあまり出張せずに在宅での仕事が中心になる予定。生活のリズムを確立して夏になる頃にはまたこれまで通り動けるようにしたいところ。

this month’s achievement
・伊豆半島ジオパークロゲイニング2017にて競技ディレクターを務めました
・奥大井・南アルプスファンクラブ 読図講習会で講師を務めました
・日本経済新聞にてO-Support小泉が紹介されました


オリエンテーリング日本導入50周年記念事業

順序が変わってしまったが3月5日に東京都内で開催されたオリエンテーリング日本導入50周年記念シンポジウムへ行ってきた。スケジュールの都合でその後の記念パーティーには出られずシンポジウムにてパネリストの話を聞くだけだったので、あんまり懇親を深めたり情報交換したりするチャンスに恵まれなかったのは残念だが、なんだかんだと50年続けて来れたのはオリエンテーリングを愛する人々のつながりがあってこそだと思う。次の50年、100年目の節目を祝うチャンスはどのくらいあるだろうか。たとえその場にいられなくても、そのつながりの1つになっていられたならば我が人生に悔いなし。

さて、パネリストの方の話はどれも興味深いものだったが、そのなかでも一番印象に残ったのは大学の先輩にもあたる宮川祐子さんの「Give & Takeで成り立つオリエンテーリング界ですが、Takeだけでも十分な貢献をしている」という言葉だった。人と一緒である必要はない。自分なりの立場でオリエンテーリングを楽しんでもらえればと思う。

僕の周りの人々は普段仕事をしていて、休みの日にはオリエンテーリングのために働く人が多い。一方僕は他の人が休みの日にすることを仕事にしている。なので僕も休みなく働かなくちゃいけないという気持ちになってしまいがちだ。しかし住環境も違えば家族構成も違うわけだし、自分なりにがんばりゃいいじゃない。祐子さんの言葉によってずいぶん気が楽になった。

仲間と共に記念講演をされた田中陽希氏を囲む(写真提供:田島利佳さん)