最終選考会終了

20050717写真提供:宮城島さん
 ミドル、リレーの最終選考レースが16、17日に愛知県で開催されました。私自身の結果から言うとミドルは棄権、リレーはトップと10分差という結果でした。
 この結果には正直ショックです。どちらも本命にしていた種目だけにそこで結果を明確に示されなかったことは残念だからです。


 しかしどちらもまったくダメだったわけではありません。ミドルは途中まではトップと秒差で走れといました。スタート時は体も軽く、地図も現地もよく見えていていいレースをしていると実感しながら走れました。(なお棄権した理由は体調不良です。熱中症の初期症状という感じになってしまい、途中で走ることができなくなってしまったからです。)
 リレーでは、前日の疲れも感じず、自分でプランし、人をうまく利用し、いいオリエンテーリングができていたと思います。前半戦をトップ集団で折り返し、その集団を抜け出したところまではよかったのですが、その後とても初歩的なミスをしてしまい、それで慌ててどんどん崩れてしまったというレースでした。これは完全な技術的なミスで言い訳のしようもありません。
 しかし終わったことを悔いてもどうしようもないです。世界選手権ではスプリントを走ることになりました。昨年に続き、2度目のWOCスプリントです。しかし、昨年と大きく違うのはスプリントに出られることがすでに分かっていることです。昨年は補欠ということでまず出場機会があればいつでもいけるようにアピールする、つまりずっと緊張した状態でいなければならなかったわけですが、今回はスプリントに出ることが分かっています。そこに向けて落ち着いて準備していけることは、去年に比べてとてもやりやすいなと思いました。
 この二週間に渡る選考会では、自分の技術への自信を高めてくれました。昨年の選考会のときの「お互いがベストを出し尽くせば勝てないかも」という状況から、ベストを出せばトップになれると感じるまでに力が着いたことを確認できたからです。でもそれは体力・技術面での話で精神的には最後の詰めの甘さが露呈してしまいました。あと24日でWOCです。それまでにメンタル面での調整もしっかりやって最高の状態でスタートラインに立ちます。応援よろしくお願いします。
選手選考に関する詳しい結果はO-NEWSをご覧ください。

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