ビジネスアスリートセミナー

 全日本リレーのことは落ち着いてから書くとして、本日はパソナスポーツメイトが開催したビジネスアスリートセミナーでお話させていただく機会があったのでそのことを少し。


 「競技と仕事をどうやって両立させているか?」ということや「今の職場にいる理由は?」ってことを体験を踏まえて紹介してくださいと言われたものの、競技歴も社会人歴も人生歴も私なんかよりずっと長い人たちもいる中でお話しするのはとても恐縮してしまいました。しかし原稿代わりのパワポの資料でなんとか乗り切り、おまけに「面白かったです」といろんな方にお褒めいただいたので一安心。
 とくにタイムスケジュールをきちっと管理しているのがすごいと言ってもらいましたが、もっとすごいスケジュールで動いている人たちを身近に見ているから勝手に身に付いたんでしょう。まだまだ甘い時間の中で生きていると思っています。
 スポーツメイトのホームページで顔だけ知っていたテコンドーの瓦井さんともお会いでき、彼女の話からもとても感銘を受けました。我々と同じように資金繰りや時間確保が大変な環境の中でオリンピック目指してがんばっています。そんな中で自分をモチベートしていくものは、やはり単純には「情熱」しかないです。
 「なぜ競技を続けるのですか?」と聞かれて、いろいろ理由は付けられるんだけど、結局突き詰めていけば「自分がそれを求めるから」ってことで、この価値観はどんなに言葉を尽くし説明しても人には伝わらないものかもしれません。
 セミナーが終わってから思い出した言葉があります。
 転職を余儀なくされたとき、「オリエンテーリングに出会って変わった自分の人生を、正しかった、と今も、将来も、言い切るためにがんばっている」という言葉をいただきました。うん、自分を信じるならば、どこまでも信じてやってください。悩むことはいいことですが、悩んでいるだけでは何も始まらないので、できることからアクションを起こしていくしかないです。
 地道にコツコツ。スポーツでも仕事でも、その積み重ねしかないわけで、それを身をもって知っていることがアスリートの強みだと思います。また機会があるならば、もう少しためになることを言える人間になれるよう明日をがんばります。

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