北米選手権 July 1st

カルガリーからクランブルックまでのドライブはなかなか壮大だった。
始めは大平原の中を真南に地平線目指してハイウェイを走る。やがてロッキーの麓にあたる丘陵地を、北海道の美瑛をよりスケールアップしたような光景の中を、駆ける。やがてロッキー山脈の山塊の1つに突中、どうやって登るんだ?というような頂が両側にそびえる谷の中を進む。
直線距離では200kmちょっとだが、実際は400km弱であった。所要時間は4時間。ハイウェイの制限速度は最高110kmまで。みんなそんなの無視して走るのかと思ったが、意外とまじめに守っている。しかし信号も街中にしかないから制限速度=巡航速度みたいなものである。
今日はカナダ・デー、建国記念日である。ラジオはしきりに「Happy Birthday Canada」や「Happy Canada Day」を連呼しており祝賀ムードたっぷり。日本の建国記念日では政治団体の人たちが熱く語りこそすれ、お祝いするという感覚はない。というかほとんどの人が2月11日が建国記念日だと気付かないまま過ごしていることを考えれば、国家観の違いを考えさせられる。4日はアメリカの独立記念日である。
本日の目的はエントリーチェックインとモデルイベント。チェックインでは受付係のおばちゃんが親切に対応してくれた。モデルイベントについてはまた記事で報告するとして、どこに行ってもわざわざ日本からやって来た参加者を優しく気づかってくれる。そういう意味でも北米選手権はお得な大会参加だ。
宿にも無事に入れたので今日は夕飯を食べたら寝るだけである。みんな英語で話すので、ラジオや地元のおばちゃんたちの井戸端会議の内容がちょっとはわかるところが欧州遠征とは違う面白みだ。
丘陵地の道
山と草原
岩山

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