北米選手権 July 4th

長いロングドライブを経て、カルガリーまで戻ってきた。
今回の遠征の2つの目的のうち、高いレベルで競ってくるということは残念ながら果たせなかった。しかし、決して北米の選手と日本選手の差が開いているわけではないことは付け加えておきたい。ロングのスプリットタイムを見ても、大きなミスをするまではトップと3分以内で入賞争いを演じていた。スプリントもスプリントに合わせトレーニングしてきた選手が走ればもっと上位を争っただろう。今回は僕自身に問題があったからである。そのことは8月の世界選手権で代表選手が示してくれるであろうし、僕自身も来年までにリベンジを果たしたい。
もう1つの目的であるリーズナブルな海外遠征という意味では大成功だった。よもやここまでレベルの高いコースを走れるとは思わなかった。500mを優に超えるコンパス直進が必要であるし、かと思えば岩ばかりの細かな地図表記の中を正確にナビゲーションしなくてはいけない。僕は10月にフランスにもトレーニングキャンプのために遠征をする予定だ。アルプスの麓に位置するキャンプ地はやはり今回のような特徴があると予想している。その前に課題を浮き彫りにすることができたのは大きな収穫。図に乗らず、地道にトレーニングをしなくてはいけない。
ということで短いカナダでの生活は今晩で終わり。最後の晩はちょっとは豪華に食事をするのがいつものパターンだが、今はまだ何も成し遂げていない身分。だったら最後までリーズナブルにいこう、いうことでアメリカ(大陸)初のマックでハンバーガーにしようかと思っている。

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