田舎の生活その6

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川根本町に来て約2ヶ月。結婚生活が始まり、仕事も自営業になり、いろいろなリズムを作り直すのに苦労したが、ようやく新しいリズムに慣れつつある。教員の妻のおかげで朝は早く、夜も早め。おかげでついダラダラやりがちな仕事も時間を決めてテキパキやれている。それから料理をする機会が増えた。料理はあまり得意ではなかったが、誰かが食べてくれると思うと意欲がわくし、レパートリーを増やすことの楽しみも得た。
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しかし雨がよく降る。どんなに晴れていても夕方には雲が出てパラパラっとする。しかし雨上がりの大井川は幻想的な景色を見せる。そんな風景を目にすると日々のちょっとした不便さも忘れさせてくれる。台風の時は風よりも雨が激しく、静岡や島田に出る道路は通行止めになってしまった。台風シーズンに備えて孤立したときの備えをしておかなくてはいけない。
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家の中はまだまだ片付かないが、ちょっとずつ手を付けている。ちょっと前までは庭の手入れにはまっていた。そして今週は風呂に網を張るという地味な作業。しかし、これで窓全開で半露天風呂気分が味わえる!来月からは納屋を片付けてあまり使わないものを詰める。それができたら部屋の中に手をつけよう。慌てずマイペースに少しずつよくしていく。そんなのも田舎の生活の楽しみの1つ。
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しかし僕にとっては、とにもかくにもいいトレーニング場所を確保することが最優先課題。で、ここ2ヶ月は時間を見つけては近所の山を登ったり下りたり。どこの尾根もトレランにはよい場所ばかりだけど、オリエンテーリングのトレーニングに適した場所はなかなか見つからない。と思っていたら灯台もと暗し。家の裏山の上の方がとてもよい場所だった。富士の村山口あたりの雰囲気に似ている。山の上が突然平らになるのはアルプスの雰囲気?カモシカやリスが棲む山。家からアップ500m!
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▲茶畑、その向こうにある尾根の上がテレイン候補
しかしここでなら大会も開けそう。さすがにスタートまではバス輸送だろうな。僕らの住む集落を駆け抜けさせよう。終盤、山の中からぱっと明るい茶畑に出たときの爽快感はきっとみんなを満足させるはず。なんて想像をめぐらせる。家の裏山で大会を開く、というのは密かな憧れだった。それに近づけたというだけでワクワクする。しかしただ大会を開くだけにはしたくない。一歩一歩、作っていこう。
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▲集落周辺に作った整置練習用マップ(1:15000)

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