田舎の生活その12

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全国的に寒いこの冬。川根本町はとても寒い。しかし夜の星空はとてもきれい。寒いなりに楽しく生きています。
さて、今回は家をよくする活動「家活」の様子でも。我が家は壁がなくほとんどが障子かガラス戸。なので寒い冬には防寒対策が重要。しかし仕切りがあるならばまだましで、スースースカスカの場所さえあります。それを埋めるのが今月の課題。
座敷と寝室の間には昔は障子があったようですが、取り外され大きな棚がはめ込まれていました。隙間だらけで、寝室を暖めたそばから冷たい空気が入り込んでくる。さらにどうやら床もすかすからしく、足下が冷たい。そしてすべての部屋が畳なので板の間を作りたい。そこで床を直し、板の間にして、壁を作るという作業に取りかかります。
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まずは畳を外し、下地板をきれいに。畳の下からは昭和51年の新聞が出てくる。僕が生まれる2年前!
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下地板がない場所もあれば、根太が歪んでグラグラの場所もありました。シロアリではないことを願いつつ、いちおうシロアリ駆除剤を塗っておきました。ゆがみを補正するためにとりあえず根太の補強を。でも、家の基礎部分だからそのうちきちんと直さなきゃ。
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下地板が水平に張れるよう調整し、新聞をひいて床板を張る作業へ。しかし床板がちょっと薄いので、底上げするために板を何枚か置いてみる。その上に調整しながら1枚1枚床板を張る。床板は岡山県の西粟倉村ニシアワーさんのユカハリを購入しました。
本当は川根本町産がよかったのだけど、安くて手軽に張れる製品は今はないということで、、、 でもニシアワーさんのウェブサイトはとてもよいことがたくさん書いてあります。ワンルームアパートでも手軽に板の間を作ることもできます。ぜひご覧ください。
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そして完成!杉の香りが広がる部屋になりました。
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最後に壁を貼ります。こちらは実は以前1枚作っているので簡単な作業。ベニア板を鴨居や敷居にうまくはめて、左右に板を置き釘で留めて出来上がり。元々置いてあった棚の下半分を利用して一応寝室側に倒れてこないように固定。部屋が明るくなりました。
座敷側には神棚を作ってみました。神棚には世界各地の縁起物土産を置いてあるので宗教観はめちゃくちゃですが。。
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本当は壁に漆喰を塗って完成なのですが、たぶんそれはまた来年。とりあえず壁紙がわりに地図を貼っておきます。
それではみなさん良いお年を。

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