関西パークOツアー2014 馬見丘陵公園

久しぶりのオリエンテーリングレース。奈良の公園で予選決勝方式のレース。6月のオリエンテーリングディレクター講習会で題材となったレースでもあり、僕のオリエンテーリングの師である康史さんがコースプランナーということもあり、帰省のスケジュールをこれに合わせての出場。一番混む時期の帰省にはなってしまうが、しかしアジア選手権前の貴重なレース機会でもあるのでわたしは一向に厭わんッッ
近畿地方北部は大雨で大きな被害があったようだが、奈良盆地は蒸し蒸しとした夏日。会場はローカル大会のほのぼのとした雰囲気でもあったが、先に述べたように大一番へ向けた貴重なシミュレーションチャンス、自分のペースでウォームアップをしっかりとする。
予選から全力で走るのが僕のポリシーであるが、スタート直後に転倒し頭を強打。かなり痛い。ただ左半身で受けて、それでも衝撃に耐えきれず頭もぶつけた。直撃ではなかったので大丈夫だろうと少しペースを落として続け、最後は大事を取って流しめに。こういうときの判断は難しい。個人的な練習だったらあっさり止めていただろうけれど、逆に本番だったらもっとひどい状況でも続けていたかもしれない。オリエンテーリング中に死ねるならば本望、と言葉では簡単に言えるけれど、実際そうなってしまっていいのか。答えは決まっているのだけど、そのときの高ぶる気持ちを抑えられるのか。この1か月、たびたびそんなことを考えている自分に気づく。予選後は氷を調達しアイシング。
決勝は暑い午後。スタート直後は同じ場所で転ぶまいとゆっくりと慎重に進んでいたら曲がるべきところを見逃してしまいルートミス。想定と違うルートを進むことになりやや戸惑いながらアタック。ただミスはここくらいで、あとは順調に。コースは前半のミドルディスタンス的なレッグから後半はルートチョイスを問う市街地スプリント的なレッグへと変わっていき楽しめた。欲を言えばもう少し大きなルートチョイスを問うレッグがあったほうが昨今のスプリントらしかったかと思う。
いずれにしても体の状態を含めて順調に仕上がってきていることを確認できてよかった。ただ大会でのレース機会はこれで最後。あとは合宿や自主練習でのレースをコンスタントに行い、カザフスタンへ向けて高めていきたい。結果がどうなるかはともかく、今回のアジア選手権は我が家族にとっても思い出に残る大会となるであろうからしっかりとしたパフォーマンスを出し、悔いのないものにしたいのだ。
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