田舎の生活その54

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梅雨。草の勢い止められず。休みの日の日課は草刈りです。えらいことになった。

さて、今年は白馬でOMMライト、大町でOMM、今現在は霧ヶ峰ロゲイニングの手伝いで諏訪に。白馬はここ数年毎年お世話になり、昨年のOMM嬬恋も拠点は上田に置いていて、とここ最近長野県内でお仕事をすることが増えつつある。オリエンテーリングでも駒ケ根や八ヶ岳・富士見高原、菅平などお馴染みだ。そこでいつも思うのが山梨・長野にもっと真っ直ぐ行けたら近いのに、、、ということ。

僕の住む川根本町は何度か紹介しているとおり、南アルプスの南端、静岡県がぴゅっと北に飛び出したところにあり、山を越えれば山梨、長野はすぐそこ。だけど普通の車が行ける道はなし(特殊な林道さえ大井川筋から長野へ抜けられるところはだぶんない)。仕方ないので静岡市内まで下り、新東名を使って富士川沿いの国道52号に出て甲府盆地まで、そこから中央道でぐるっと回り込む東周りルート、あるいは島田に下り、新東名で浜松、そこから奥三河の山の中を進む国道151号で飯田へ抜け中央道(あるいは新東名で豊田まで東海環状使って中央道)の西周りルートを使うことになる。

どちらのルートも距離・時間ともかかってしまいなんだか色々もったいない気がする。実はいずれも中部横断自動車道、三遠南信自動車道が部分開通しているが、今のところ使える距離は限られているし、完成すれば今よりだいぶ早くなるだろうけど高速代もそれなりのお値段になるだろう。

ということでいつも思うのは真っ直ぐ行ける道路ができんだろうか、と。さすがに南アルプス縦断は物理的に厳しかろう。しかし川根本町、静岡市井川を通過して、中部横断道、三遠南信道を結ぶ南アルプス周遊道路なんてのは悪くないのではないかね。静岡県側の南アルプス登山はアクセスの悪さがネックとなってどうも山梨に取られてしまっている感が強いけど、これができれば南アルプスと言えば静岡というイメージアップにもつながらんかね。秘湯、紅葉の名所でもある寸又峡温泉もぐっと近くなりますよ。トーマスに乗ってからの長野や山梨へのツアーも組みやすいですよ。将来的にはSL乗ってリニアに乗ってなんてこともできますぜ。外国人観光客に受けそうじゃないですか。別に県道に毛が生えた程度の道路でよいのですよ。ああ、そんな構想をぶちあげる政治家がいたら一票入れてあげたいなぁ、なんて。

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でも改めて周辺との位置関係を見てみたけど、うちの町って大井川の河口あたりからみるとだいぶ山奥、北の方まで来なきゃならんけど、大きなスケールで見るとまだまだ南のほうにあるんだね。僕らの住む集落は長野県の南端よりもだいぶ南なんだな。このスケールで見るとすぐそばに新東名があるのになんでわざわざこんなところに道を作らにゃならんのだ、という話になっちゃうんだろうなぁ。

ま、昔からこういう交通妄想が大好きで、それが地図に親しむ結果になったことは間違いない。梅雨に負けず、みんな元気にやっています。

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