煩悩滅却百八式 ときわ走林会創立15周年記念大会

新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

と新年のあいさつをしておきながら今年最初の記事は昨年の話題から。年末の12月29日に栃木県矢板市で開催されたときわ走林会創立15周年記念オリエンテーリング大会に参加。かつて所属したクラブの記念大会ということに加え、108のコントロールを回るというロマンあふれるコンセプトに惹かれて申し込み。

しかし12月に入って完全に怠けモードに入っていたので、果たして完走できるだろうかという不安が体力的にも技術的にも強く、ワクワク感なく当日を迎えてしまった。しかし来てしまったからにはなんとかせねば。ペースを抑えめにスタートし、だんだんとオリエンテーリングに慣らしていくつもりで序盤をこなす。

10番コントロール辺りで既に疲れを感じる。易し目のコントロールが多いが、時折やってくるヤブの中にあるコントロールや斜面を斜めに切るレッグなど、気が抜けない緩急のあるコース。段々楽しくなってくる。

また、かつてよく通った矢板エリアながら今回入るテレインはあまりなじみがなく、未知の土地でのナビゲーションも堪能できる。そしていろんなレベルの参加者が多く、人に惑わされず自分でルートを決めるという点でもよいリハビリだなと思いながら中盤へ。

そんなことを思っていたら46番で人につられて大きなロス。

最南端がちょうど半分の54になっているのはコースプランナーが狙ってのことだろう。ようやく折り返しの気持ち。

エグい感じの90番台が近づいてくるとだんだん気分が暗くなり、身体もそれに呼応するかのようにヘロヘロになってくる。地図の細かなところまで読み切れず92で少しロス。97からの道走りで下半身に痙攣を感じペースを上げられず。

最後の山に入ったところで後ろから来た桃井くんにすごい勢いで抜かれていく。ロングレースで日本人選手にあんな勢いで抜かれたのは初めて出た全日本ロングM21Eで鹿島田さんに抜かれたとき以来ではないかという衝撃的なスピード差だった。最近の若い選手はこのくらいの距離でも普通に走れるんだなぁと感嘆しながらフィニッシュ。

完走できたことに純粋な喜びを感じられた。タイムも思ったよりは悪くない。しかしトップとのタイム差は大きい。嬉しさ半分悔しさ半分か。

そんなこんなで年が明けて2019年。まずは4月の全日本大会を目標にがんばりたい。

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