田舎の生活その98


1日、2日少ないだけなのに毎年2月はあっという間に感じる。

2月に家族で静岡久能の石垣いちご狩りに行くのがここ数年の恒例行事。静岡に来る前はイチゴの季節といえば4月、5月というイメージだったがこちらに来てからは正月明けたらイチゴの季節。久能だけでなく伊豆や藤枝あたりにも産地があり新鮮でおいしいイチゴがお安く食べられるのは静岡ならではなのかも。

久能山東照宮の麓に広がる石垣いちごのビニールハウス

1時間食べ放題だが、20分も続かない。たいていは練乳ミルクの食べ過ぎ。

冬の寒さを感じる日もあったが、暖冬の予想通り春が早い。

家の周りに花が咲き始めるといつもであれば心が明るくなるはずだが、昨今のコロナウイルス騒動で気分は晴れない。何が不安かといえばウイルスがどんなものかよく分からないことだ。軽症の人が多いと言われるが何か条件が揃えば必ず重症化するのではないか。その条件は自分や家族に当てはまるのか。今の時代、遺伝子を調べてAIにでも解析させればどんな性質を持っているのかすぐに分かるだろうと思っていたがどうやらまだ手探り状態。不安が不安を呼ぶ雰囲気に息が詰まる。

庭に咲く花

原発事故の頃を思い出す。あのときの教訓はデマに惑わされず正しい情報を得て行動しようであった(結局あのとき何が正しかったのかいまいちわかっていないが)。冷静に対応したいが、本当は分かっているのに敢えて知らせず何かのために前例を作ろうとしているのではないかという陰謀論さえも信じてしまいそうな重苦しい空気がある。

次々に縮小中止されるイベント。大げさだと思う面もあるが、ウイルスの実像がよく分かっていないのであれば慎重にならざるも得ない。普通にしてればよかったという後悔と命を救えたかもしれないという後悔。天秤にかけてどちらか選べと問われたら答えは決まってしまう。もしかしたら今さらという段階なのかもしれないが、少しでも早くウイルスの実像が解明されるのを祈るばかり。

今個人で出来ることは身の回りの感染対策と免疫力を高める行動か。ヨーグルトに納豆、キムチ、梅干し、ハチミツ、柑橘類に緑茶などなど健康によさそうな物をたくさん食べて栄養を付けてよく寝て休む。

そろそろ夏野菜の準備もしなくては

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