全日本ミドル・ロング2022

昨年で競技者として一区切りつけた全日本大会。今年は休みでもいいかもとさえ考えていたが、近所での開催、しかもよいテレインだという。ミドルは35Aに初チャレンジ、ロングはテレインをくまなく堪能できそうな21Eへエントリー。

結局予定がバッティングしてしまいミドルには出られないことに… が、スタート閉鎖が遅いことに気づく。遅刻出走なら可能性があることに賭け、会場へ向かったらぎりぎり間に合った。ご近所万歳。エリートトップ陣と同じスタート時間帯となり、まったく紛らわしい参加者であったがお許しいただきたい。

ミドル

アップもほとんどせずスタート。1は前夜のクラブ練習会で予習したレッグがばっちり出てスルっと取れてしまったが、2で大きなミス。直進していたのに大きなやぶの塊を誤認してよく分からなくなり、れき地に突入。2と3の間のどこかだろうと思うも、すぐにリロケートできない。斜面の方向やれき地の境界を探ってなんとかたどり着く。気を取り直して3はうまくいくも4でまたズレる。5も6も脱出で右にずれ、8で持ち方を補正したら左にズレる。地形を使って進んだ9はスムーズで、10は道に出るまでに戸惑い、道を横切ってからも??になり散々なオリエンテーリング。そもそもフィニッシュ時点で競技時間オーバーだし今日はモデルイベントだったと思うしかない。21Eの様子を見ると男女とも荒れたタイムでみな苦戦しているよう。明日はどうなるんだろうか。

ロング

一旦帰宅して翌朝会場へ。ロングはエリートに出る。昨年の結果がまだ消えていないのでランキング順位は高いままだが、現状を見れば良くても10位、普通にやれば15-20位ではないか。しかし昨日の様子なら上位のチャンスがないわけではないかも。とにかくオリエンテーリングに集中できる至福の時間を楽しもう。心配なのは最後まで身体が持つか、集中し切れるか。

地図はLiveloxを参照

大方の予想通りスキー場の上からスタート。エリートクラスのためだけにこのエリアが調査されたのかと思うとそれだけでエントリーする価値があったと思う。1番は難しくないが慎重にアタック。長めの1-2も、登り返しの2-3も手堅くルートを選ぶ。そんなに遅くないつもりだったが4で背後に気配を感じて2分後の平岡君だと気づく。あれ?もう追い付かれたか、早いな。

4-5は長めのレッグだが大きなルートチョイスはなさそう。途中で2に向かう永山を見かけ前へ進む。給水所まではよいペース。平岡君がすぐ近くにいる。今思えばこの下りで少し無理してペースあげ過ぎたかもしれない(終盤のダメージにつながっているかも)。給水所から先はれき地エリア。昨日の失敗を活かしてとにかくペースを落として地図が読めるまで動かない作戦。止まっても暗い森の中で等高線が読めない。切り開きをできるだけ引っ張るルートを選ぶ。5はエイミングオフして右にずらして慎重にアタックしたが、正面に見えたピークを5の南のピークと思ってしまい東の沢に入ってしまう。昨日ならそのまま迷走してしまうところだったが地図が読めるまで動かない作戦のおかげで傷口を大きくせずにリロケートする。

6、7、8とれき地区間を慎重にこなす。救護所を見て9へアタック。緩斜面をまっすぐ行くつもりが下目に流れてしまう。再び平岡君と遭遇。ループはパターンが違うので1人旅になると言い聞かせて、地図をしっかり読んでから動き手堅く進む。16-17は最近の全日本名物になりつつある一気登りのレッグ。アタックは昨日もミスしたエリアなので道をぎりぎりまで引っ張るルートで考えていたが、ここまで致命的なミスはしていない。上位を狙うなら勝負しようと欲を出し、柵の角から直進。直前の沢の頭までは現在地を把握できていたがアタックでわずかに外し、特徴のない斜面に突入。平らなエリアと思っていたのは1段上のエリアだったか。上へ上へ目指しており、さすがに上すぎと感じて27のオープンが見えるはずと探しに行ったがフラッグが目に入らずさらに混乱してダメージを広げる。「もう知らん」と道路に出ることを決意し18近くであることに愕然として17へ。ボブ、大橋とすれ違いアタックしてくる樹と一緒になる。樹のペースに乗ればまだまだチャンスかもしれんと思うも会場に着く前に離される。

17、26、ミドルの2と会場北のこのエリアは何度行ってもうまくできない鬼門だった。チャンスがあれば次こそ攻略したい。

19から22まで一人旅。ふたたび手堅いルートで慎重なペースに戻し淡々と進む。22から23へは柵の角からコンタリングでやぶの塊を見に行くつもりだったが、やぶが出てこない。あれっと思っていたら下の方にピークが見えコントロールもある。あれなんだ?と思っていたら後ろから気配。再び樹と遭遇。

見えていたのは16のコントロールで先に気づいて23、24は先行。24の脱出で再び抜かれる。さらに25へ向かうべく柵の角に着いたところで17へ向かう頭になってしまう。意識が飛び始め「あれここさっきの場所」となんとか気づいて25へ方向転換。26へ進むときにはかなりフラフラで視界が暗くなり低血糖の様相。アタック前で足が止まってウロウロ。序盤のループで交差した永山に追いつかれ、フィニッシュまでの記憶はなし。

雑感

ロング終盤は完全に失速し予想ぎりぎりの20位。トップとは23分差。17でのミスがなければ体力的にはなんとか保て、もう少しいけたかもという展開ではあったが、今のトレーニング量ではこんなもんだろう。むしろこの1年の取り組み程度で上位になれてしまったら、周囲の選手にも過去の自分にもガッカリしてしまう。オリエンテーリングに集中できる時間を過ごせ、初めてのテレインも堪能できたので満足。

上位陣の輝く姿を見ると羨望のまなざしを向けたくなるが、全日本がそういう舞台になっていることも嬉しく思う。その上位陣はこの数年、樹や小牧がトップを争ってきたところに朝間、永山らより若い選手が食い込んでいるのでどんどん盛り上がってほしいところ。そんなわけで今年はリレーも含めて全日本での入賞はゼロ。ついにこの時が来たなという感じ。ランキングもやがて適切な位置に落ち着くだろう。その代わりとして300時間近い自由時間を得たわけだ。その時間はQOLの向上と将来への投資に使えているはず。

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