2023年春レース

月一オリエンテーリングを楽しむ日々。しかしどんどんへたっぴになっていて楽しめているのか自分でも疑問を持ちつつある。

昨年秋から3月のインカレまでは筑波大学オリエンテーリング部のリレー特別コーチとして学生を指導してきた。その影響を受けて自分もうまくなりたい!という気持ちは高まるのだが気持ちだけ高まり行動につながらない。というか、彼らがちゃんとやってくれ成長していくからそれで満足してしまっている自分がいる。筑波のコーチングについてはとりあえず文中で紹介しているfacebook投稿を参照されたし。機会があればどこかで詳しく触れたい。

2/19 京葉OLクラブ創立45周年記念大会

筑波大の部内セレの1つになっていたのでコースの具合や彼らの様子を見るためにも参加。事前にああやれこうやれと指導していたが自分ではまったくできず!

△→1は久しぶりのレースのせいか距離感が合わず手前の藪に突っ込む。2→3は尾根沢逆転しており大迷い。学生たちは事前に過去地図を読み込んでいてちゃんと準備していることが分かって安心したポイントでもあった。4→5、イージーレッグだったが現地の地形を把握できておらずオーバーラン。で5→6で爆死。最初の尾根上までは意図通りだったが、下る斜面で1本北の浅い沢に入ってしまう。谷底の道まで出て、少し下って道を登り返すプランだったが道がなく??。仕方ないと植生界を辿って登り出すも変なところにいるなと気づく。リロケートできないが、まあ東に行けば谷底に下りて道があるっしょと進む。が谷底に出たが道はない??。訳が分からず高い所を目指そうと正面の尾根に取り付くと山頂に祠を発見。ようやくどこにいるか分かる始末。学生には下るときにはちゃんとコンパス使って方向確認しよう、とあれほど言っていたんだけどな。。

3/11 ICミドル2022併設

現地オフィシャルは若いOBOGらに任せ、リレーに向けたテレイン把握も兼ねて併設大会に出場。さすがにインカレ本番。学生に言ってきたことをちゃんとやらなければ、と事前にイメージを高めてレースに臨む。アップがきついテレインでペースが上がらないことも幸いしたか丁寧なオリエンテーリングを実践でき、結果も上位であった。唯一のミスは9→10でコンタリングで脱出した時に尾根の方向が変わったところに出てしまい少し考えてしまったくらい。こういうところでスムーズに進める感覚を忘れてしまっているんだよな。どうすればいいんだっけ?先読み?

3/12 ICリレー2022オフィシャルレース

迎えたインカレリレー当日。長らく忘れていた熱い気持ちが蘇ってくる。充実した時間を過ごさせてもらった。年を重ねるとどこかで「最近の若い者は」という感覚をもってしまいがちだけど、スタイルこそ変わっても今もみんな真面目に取り組んでいることが分かったので死ぬまでインカレを楽しむことができるだろう。

で、一通り終わったので軽く身体を動かそうとジョグの準備をしていたら小牧くんや名雪くんが「小泉さん、オフィシャルレース!」と声をかけてくる。「いやいやオフィシャルじゃないし」「誰でも出られるんですよ」という流れに。オフィシャルレース、参加するのはもちろんちゃんと見るのも初めてだけど地図持って走れるならいいかと急遽出走。本当にスタート間際だったためウォーミングアップなし。激登りが名物らしいので心臓止まらないように気を付けないとなと真面目に心配する。

で、スタート。飛び出したもののすぐに馬群に埋もれる。しかし長い登りでは結構上位につけていたと思うのでまだまだ磨けばいけるかもな。地図が手描き修正で読みにくくてコースを辿れなかったけど、ちゃんとした地図ならもう少し会場を沸かせることができた気がするよ。

4/16 茶の里いるま大会

実は2017年以来の参加だったようだ。この会場付近で6月にナヴィゲーションスキル検定を実施、検定員をするのでその下見も兼ねての参加。春のまとめレースとして京葉のときのようにひどいことをせず、インカレ併設の時よりちゃんとスピード出して走ろう、という目標はあった。

落ち着いてスタートできたと思う。1は道を引っ張る。早くはないだろうが着実にレースに入りたかった。で1-2もリズムよく進め「ヨシヨシ」と手ごたえを感じながら3へ。

3も尾根道まで出てしまいヤブと傾斜変換を見てアタック。目的の沢が見え、平らな斜面を目視。「あの下のちょび沢」と思って下ると谷底の気配を感じる。下りすぎでしょ。すぐ登り返す。谷の南にはコントロールなかったぞ、こっちか?と若干谷筋を変えて登るもナシ。ひょっとしてまた違う谷に入ってしまったんか?と疑心暗鬼で仕方なく尾根道まで戻るも自分を信じられていないのでリロケートしても自信を持って再アタックに踏み切れず。悩んでも仕方ないとアタックしたところまで戻り、コンパスをしっかり確認してアタック。しかしやはりうまくいかず。が、植生界らしきものがちらっと目に入り、「ああ、これがここか」と一致してコントロールへ辿りつける。

あとでみんなのルートを見せてもらうと、尾根道まで出ずに3の高さでコンタリングを始めてすんなりアタックしている。△→1もそうだけど、森の中をガシガシいくという感覚がすっかりなくなってしまっているんだよな。どうしても道に出てしまいがち。

そしてハイライト(?)は13。思ったより暑くて「水、水」と渇望していた給水を取るもののコントロールをパンチせずにスルー。ありがちなミスだけど自分自身がやるのは初めて!こういうところにもレース勘がなくなっていることを感じざる得ない。

2マップの後半、弘法山エリアは縮尺1:7500になったん?と感じるくらい等高線の間隔が広い。無難にこなしたが17→18で登る沢を間違えてロス大。

2-3も17-18も、あるいは京葉の5-6もインカレの9-10も、コンパスを見なかったからというのが直接の原因なんだが、以前ならこのくらいのルート維持はコンパスを使わなくてもちゃんと正しい方向に行けたんだけどな。何故できなくなったんだろうと考えてみると整置をすばやくできなくなっているからだと気づく。その場にいって整置をするんじゃなくてわずかに早いタイミングで整置をすることで、パパッと方向維持が出来ていたのだと気づく。やはり基礎動作は大事だな、と。

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