月別アーカイブ: 2010年7月

北米選手権 July 4th

長いロングドライブを経て、カルガリーまで戻ってきた。 今回の遠征の2つの目的のうち、高いレベルで競ってくるということは残念ながら果たせなかった。しかし、決して北米の選手と日本選手の差が開いているわけではないことは付け加えておきたい。ロングのスプリットタイムを見ても、大きなミスをするまではトップと3分以内で入賞争いを演じていた。スプリントもスプリントに合わせトレーニングしてきた選手が走ればもっと上位を争っただろう。今回は僕自身に問題があったからであ … »続きを読む

北米選手権 スプリント

あっという間に最終日。スプリントはクランブルックにある小さな大学とその周辺の森の中で開催された。 いわゆる山スプリントだが、過去2日間と比べると岩がちな地面も少なく、日本の森林公園のような走りやすい場所であった。そんなこともあり、さすがに大きなミスはなく、集中と気合いを保ってレース終了。スプリント向けのトレーニングをしてきていないので、とてもよい結果は望んでいなかったが、日本の大会でも入賞は手堅いだろうという出来であった。ゴール時点では2位だと言 … »続きを読む

北米選手権 ロング

大会2日目はロングディスタンス競技。今の僕のメイン種目なだけによい結果を得たかったが、残念ながら今日もよい結果とは言えなかった。トップが87分のところ109分。今日もつまらないミスを1つしてしまったが、それらを差し引いても90分後半くらいが限界に感じた。トップはノルウェーの選手だが、北米勢も何人かは90分前後で走っている。北米選手権なら上位が狙えるなんて大口を叩いたことをまず北米の選手に謝らなければならない。調子はよくないと言わざるを得ないが、今 … »続きを読む

北米選手権 ミドル

朝は曇り。午前中は雨が降ったりやんだり。レースが終わって午後になると快晴。そんなクランブルックの天気。 今日の朝はミドル。宿から車で15分くらいとところ。会場近くの駐車場には台数制限があり、森の入り口のカープールで4人以下の車はいったん降りて、相乗りして行くことになっている。僕らは中年夫婦の車に乗せてもらう。会場では英語でのアナウンサーがいろいろとまくし立てている。これだけで国際大会という雰囲気が出てくる。しかし会場にいる人は意外とまばら。500 … »続きを読む

北米選手権 モデルイベント

モデルイベントに入った感想は「こんないいところあるなんてずるい!」であった。僕の行ったことのある他の国にたとえるならチェコ、日本で例えるなら植生のよい八ヶ岳、と行ったところ。地図の精度も僕には十分なレベル。失礼な話だが、こんなよい環境があってなぜ北米勢が日本選手と同じようなレベルに留まっているのだろうかとさえ思えた。もちろん生活環境と競技環境のギャップなどやはり日本と同じような問題もあるからだろうけど。 テレインについて詳しく書こうかとも思ったけ … »続きを読む