Road to France その8

すべての個人戦予選が終わり、誰も予選通過が叶わなかった。みんなさすがにショックを隠せず落胆をしているなか、吉田コーチが「みんなが立つべき場所である決勝を見てきなさい」と一言。スプリントの決勝は毎年オリエンテーリング・ショーとして、エンターテイメントとしても魅力がある。特に今年は迷路のようなChambery(シャンベリー)の旧市街地での開催だけあってその色合いがだいぶ強かった。
こんなところなら走りたかったな。ずっと憧れていたスプリントの舞台。なんで諦めたのだっけ?そもそも諦めたのだっけ?そんなことを考えながら決勝を見つつ、しかしそういえばかつてのような決勝の舞台への羨望の想いがあまり沸き出さないことに気付く。
むしろゴール直後はそれなりに納得していた予選の走りを思い返すことが多かった。実は実力をあまり発揮できていなかったのでは。体力面ではタイム差ほどの差はないのでは?それは後悔のプロセスでもあったが、自分がしてきたことへの自信を取り戻すプロセスでもあったと思う。
動画は決勝や開催地Chamberyの模様をまとめたもの。地図と照らし合わせるとより楽しめるかも。

もう1つ動画を紹介。併設大会の様子や宿での余興。

仲間の帰りを待ちつつ眺めていた併設大会のゴールレーン。その光景を見ていて、オリエンテーリングっていいな、と改めて思った。老いも若きも男も女も、きつい顔をしている人はいるけれど、一生懸命に全力で走っている。世代を超えてそこまでみんなが一緒に夢中になれるスポーツってあるようで実はそんなにない。
それから宿での余興はスウェーデンチームとの卓球対決。さすがに大会期間中にはしていなかったけど、大会前まで毎晩、彼らは卓球を楽しんでいた。しかも結構うまい。バンケットでも感じることだけど、トップ選手は多才で器用だ。それはつまり好奇心があり、いろんなことにチャレンジしてきたからなんだろうと思う。その辺りにも見習うべき部分は多い。


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