AcOC2014手記より その2

15日 モデルイベント
朝方は雨。10℃を切っているだろうか。さすがに寒さを感じる。午前中はモデルイベントへ。小さな小さな地図であったが、森は昨日同様とても走りやすく、視認性も高く、技術的な課題があまりない。ひたすらまっすぐ走る走力勝負になる可能性も考える。地形も違和感なく表記されており楽しい。ただこれはミドルリレーに近い場所(というか同じ場所)で、ロングは少し趣が違うよう。ようやく手に入ったブリテン4を見てロングテレインの研究を進める。
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▲モデルイベントにて
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▲どこまでも続くきれいな森
最後に出発した、松澤さんもチームに合流。久しぶりに同じ部屋に。ちなみに4人部屋で他に長縄、尾崎。松澤さんとはずいぶん一緒に遠征したが、ここ最近は久しぶり。またこうやって遠征できるのは楽しい。これからももう何度かそれを楽しむことはできるだろうか。
大所帯の香港チーム。ジュニア選手がみんなスマホをいじる。この辺は日本と変わらんな。おかげでwifiがパンクしてしまいネットに繋げなくなる。渋々高額データローミングを利用。
16日 スプリント
午前中に我々の宿舎を会場にスプリント。このレースはロングへの足慣らし。そんなに追い込むことなく体調を確認するつもりで臨む。日本の11月末頃の晴れた朝、といった感じ。
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▲スプリントのコントロール
コースは典型的なジャパニーズスプリントといってよかった。トリッキーさもわずかにあったが混乱することなくさわやかにゴール。結果的には5位入賞となった。尾崎が3位に入った。正直日本人選手の中では最下位だろうと思っていたのでこの順位は驚いた。若いのもっと頑張れよとも思ったが、自分にとってはスピードへの自信になった。優勝したカザフスタンのソロキン選手は前述のカザフ選手権でも圧勝しており、この日も1つ抜けた形で優勝。中国の李が来ていないので日本にとっては今回最大のライバルになりそうだ。しかしフルスピードで走ればそこまで大きく負けないのではないかと思う。
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▲ラストコントロール
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▲スプリントのコース
夕方から開会式。これも宿舎が会場。時間になりいよいよ始まった、と思ったら実はリハーサルだった、本番は40分くらい遅れて始まったか?カザフ時間。尾崎が表彰台に上る姿をみて、自分にもチャンスはあったのにと思うと欲が出る。しかし今日はぐっと我慢。明日に備える。
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▲開会式と思わせてリハーサル
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▲開会式は盛大であった
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▲今大会日本初のメダルは尾崎

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