世界選手権1次選考会

この週末は世界選手権(WOC)の1次選考会でした。両日とも電車での参加。定期券が使えるから御殿場までもそんなに高くない(片道1000円くらい)なのがうれしいです。
結果はこちら


土曜日は御殿場の「二子」でミドルレース。引越しやなんやでいつもどおりきっちりした調整はできませんでしたが、でもレース前なので走れなかったことは「休めた」と思い、フィジカル面ではあまり気にせず走れました。登りがきつい場所なので前半はなかなか体が重かったですが、それはみんな同じだと言い聞かせ、プランニングに集中しました。でもそのせいでちょっとプランに時間がかかりすぎたかな?
ミドルレースでスタートダッシュを決めるためにはレース前にもっとアップをしてもいいような気がしました。
この晩はどこかに泊まる計画もありましたが自宅に戻り、十分に夕食をとって風呂に入ってマッサージをしぐっすり寝ました。
日曜には飯能でスプリントレース。予選はそこまで無理しなくても通るだろうと考え(WOC本番を考えると予選にも集中すべきだが)、予選で体にエンジン入れるつもりで準備しました。それでも天気もよくかなり暑かったおかげでスタートから体は動きました。しかし、2番コントロールに行く途中にコンタクトをなくしてしまいました。おかげで距離感がつかめずミスを連発。さすがに予選も危ないと焦りだし、終盤で大きくミス。ゴール後は予選落ちと覚悟しましたが、荒れた結果になり5位ながらも予選通過で救われました。これでいいのだろうかとも思いましたが。。。
裸眼でも風景を見たり近くで地図を見ることはできるので決勝に向けていろいろ修正を入れました。予選でよけいに走ってしまった分疲れはあったけれどちゃんと走れたし、ミスもほとんどなく走れたのでまずまずでしょう。高橋雄哉の走りには驚くとともに期待しています。
今回は実験的な試みとしてスプリントのマップ研究をしないでレースに臨みました。それは先入観を持たないでやったほうが迷いなく走れないかと考えたからです。しかしやってみて思ったのは、たしかにルートチョイスやアタックなどでは(スプリント用の旧マップがない限りは)マップ研究をすると余計な先入観でうまくいかないこともありそうだが、テレインの大きな地形は把握しておいたほうが地図読みがスムーズにできるということです。
それともうひとつの反省は使い捨てコンタクトはケチらずに大事なレースでは新しいのを使いましょうというところでしょうか。
そんなわけで全日本選手権から続いた1次選考会の結果、男子はWOC代表内定者は出ないまま終わりました。毎回トップが入れ替わる混戦で、誰が代表で走ってもおかしくない状態です。その中で3レースとも上位3位以内に入れたのは、1年前にぎりぎりWOC代表に拾われた頃と比べると成長したなあと思います。でも上位に入れてもトップになれない勝負弱さも感じます。これからの4ヶ月はそこにいけるだけの力をつけようと思います。
とはいえ4月は大きく環境が変わるので、初めから飛ばすのはよしておきます。4月はゆっくり生活リズムを作って、5月からそれに合わせてトレーニングを始めようと思います。今の調子がいいということもあり、一時的にパフォーマンスが低下することに対する不安はあります。けどこの進路が決まったときからの「想定内」の計画なので、じっくりやって行きたいと思います。
というわけでレース帰りに寄ったネットカフェからでした。しばらくはネットカフェ生活が続く(T_T)

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