【AsOC速報】10/17

昨日のミドルの地図が戻って来ました。
20121017middle
ここの森は主に竹林で構成されます。ただし日本の竹林のようにうっそうとしたものではなく、明るくて走りやすい、さすが本場という竹林でした。コースはご覧のとおり日本的でもあり、うまくコントロールもされていました。地図の精度もおかしなところはあまりありませんでした。
僕は2番へのロングレッグで道を乗り間違え少しロスをし、その焦りからつまらないミスを4番、8番とで続けてしまいました。昨日の記事に載せたスプリットタイムにもあるようにそのミスタイムがそのままトップの李選手との差になってしまいました。残念ながら男子は個人戦ではメダルを取ることができませんでした。この結果についてはいろいろと考えたことがありますが、それはまた帰国してからまとめたいと思います
1つだけ。そのスプリットタイムから李選手と僕とを比べてみると、ロングレッグでは彼のほうが早く、ショートレッグでは僕のほうが早いタイムを刻んでいます。つまり、フィジカルはすでに彼のほうが強く、ナビゲーションはまだ僕に利があるようです。彼はまだ20代前半。これからもっともっと伸びていくのではないかと思います。でもこれは日本の若い選手と比較しても同じことが言えます。彼をライバルにして切磋琢磨してもらいたいです。もちろん僕もこのまま負けたままにしたくはありません。
そんな李選手率いる中国チームとも戦うリレーはとても難しいものになるとは思いますが、経験の差を活かしてうまく戦ってきたいです。走順は、
男子1:長縄-櫻本-小泉
男子2:谷川-村越-寺嶋
女子:皆川-新井-加納

です。
ところで今日は午前中に村越さんと一緒にAsOC会議に出てみました。アジア各国の連盟・協会が集まりいろいろな議題について話し合いました。いろいろな話題がありましたが、次回のアジア選手権が2014年8月下旬にカザフスタンで開催することが正式に決まりました。チェコのような巨石・奇石が転がる森で、とても楽しいオリエンテーリングができそうです。また世界選手権同様、男女混合スプリントリレーが実施される予定です。
カザフスタンってあまり馴染みのない国で行って大丈夫なの?と思う人も多いかもしれませんが、2004年にはアジア選手権の前身にあたるAPOCが開催され日本人も何人か参加しました。またスキー・オリエンテーリングが盛んで、各種国際大会が開催されており、来年冬には世界選手権も開催されます。
トップアスリートにとってはアジア選手権は世界選手権に出場するための重要な大会になってきます。また一般オリエンティアにとっても身近な国のライバルたちと競い、親しく触れ合える場でもあります。また普段はあまり話す機会のない日本のオリエンティアとの親睦も深まるよい機会です。次回はより多くの参加者が集まり、アジア選手権が盛り上がっていけばよいなと思います。ちなみに次々回、2016年は香港が手を挙げてくれました。

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