愛媛マラソン2011

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正月に愛媛には帰らなかった。忙しかった、というのもあるが2月に2回帰ることが決まっていたということもあった。1つは2月頭の愛媛マラソンに出場するため、もう1つは2月末の日本オリエンテーリング協会主催の「地図と遊ぼう」講習会の講師として愛媛出張するため。後者については、また後日宣伝しようと思うが、前者の愛媛マラソンが先の日曜日に終わった。
フルマラソンにはしばらく出ていなかった。前に出たのが2004年のつくばマラソン。その2年前にもつくばを走っており、フルマラソンはその2回だけ(ハーフには出たことがない)。2回目のフルマラソンで2:59というギリギリサブスリーを達成した。その後、トレーニングの方針変更などもあり、ときどき10kmのロードレースに出ることはあったが、フルマラソンにはあまり興味がなくなっていた。しかし一昨年あたりからトレラン、ロゲインとオリエンテーリング以外のいろんなエンデュランス競技に興味を持つようになったことと、世界選手権に向けてトレーニングでの走行距離を伸ばしていることから、今ならどれくらいのタイムで走れるようになったのだろうかという興味が沸き、もう一度フルマラソンに出てみたいなと思うようになった。
当初は話題の東京マラソンや慣れ親しんだつくばマラソンを考えていたが、昨年から故郷の愛媛マラソンが市民マラソンとしてリニューアルされたことを知り、これだ!と思った。エントリー開始日に即エントリー、貯まったマイルでチケットも取って秋の段階で既に準備は完了。
しかし今回はトレーニング期間中のレース。今の目標はオリエンテーリングの世界選手権であってマラソンはあくまで腕試し。ピーキングは3月の全日本選手権に合わせたいのでコンディションが十分ではないことは承知の上。それでも月間500km以上走り込めるようになってきている。2:50は最低でも切りたい、目標としては2:45を切ることが適切であろう、かなり調子がよければ30分台も見えるかな、というのが当初の目標設定。
1月に30km走を2回行う。しかし目標のペースにはほとんど上げられず。トレーニング疲れか身体にキレがなく、不安になる。さらに直前に引いた風邪を長引かせてしまい、予定していた40km走は出来ずじまい。当日まで咳が引かず走りきれるのかも心配になる始末。2:50を切れれば御の字、サブスリーでの完走が現実的であろうと弱気の下方修正。
当日は暑すぎず寒すぎずマラソン日和。愛媛県庁前からスタート。これまで出たロードレースはつくばや流山、鎌ヶ谷など関東の田園都市での開催。松山は地方都市とは言え県都である。それなりにビルが立ち並ぶ市街地の道路の真ん中を5000人が一度に走り出す光景はなかなか感動的だった。さらに地方のTV局が生中継。中継車を見ながら走っているとなんだか箱根駅伝の選手にでもなった気分。
レースは最初の1kmをキロ3分半というハイペースで入ってしまう。しかしレース効果か身体の負荷はあまり感じない。ペースをキロ3’50~55に落としてリズムを守る。ハーフ地点でのタイムが80分強。今のペースで行けば2時間30分台も見えるぞと思うが、さすがにそんなそんなに甘くないだろうとも思う。25kmでジェルを1本消費。補給はこれだけ。あとは6~9kmごとにスポーツドリンクの給水を必ず取っていた。
さて、案の定30キロ過ぎくらいから脚が重く感じられるようになりペースは少しずつ落ちていき、35km地点では4’15/km前後に落ち着いてしまう。さらに36km地点にある40mの一気登りが辛く、一時5分/km近くまで落ちる。こんな登り普段なら楽勝なのに!下りでペースを取り戻すも、平地で上げられず4’20/kmを維持するのがやっと。しかしこのペースを維持すれば2:50は切れるぞ、と自分に言い聞かせながらゴールへ向かう。ゴールへ向かうほどに声援が大きくなる。普段あまり声援を受けて走るというレースをやっていないので、とても新鮮で励みになった。
タイムは自己ベストを11分縮めて2:48。平均すればまさにキロ4分ちょうどで走れたことになる。終盤ペースが落ちることは折り込み済みだったが、直前に弱気になっていた程にはペースは落ちなかった。コンディションをマラソンに合わせれば45分は切れそうである。しかし30分台に乗せるにはもうちょっとマラソンに特化したトレーニングをしないと厳しいであろう。いずれにしてもキロ4分というペースは僕がオリエンテーリング中に維持したいペースであったので、その意味で今回のタイムは嬉しい結果であった。さらに一般の部で9位入賞、9位なのに立派なトロフィーまで頂けたのは嬉しいご褒美だった。
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過去2回のつくばマラソンではずいぶん退屈しながら走った覚えがあるのだが、今回のコースはつくばのコースよりカーブや起伏が多く、ライン取りやペース配分を色々考えていたらあっという間に終わった気がする。海もあれば山もある豊かな自然の中を走れる。路面電車の軌道のある中を走るというのも新鮮に感じた。ゴールすると松山城が迎えてくれるのは松山で育った人間としては嬉しい。またゴール後にはボランティアの学生がバスタオルを肩にかけてくれる。おにぎり・パン・芋炊きも振る舞われる。ぼーっとしてるとお茶まで出してくれる。参加賞として各種グッズのほかに道後温泉入浴券が付く。街を挙げて一大イベントに育てようという意気込みが感じられる大会であった。僕が高校の頃にこんな大会があったらまた違う人生になっていたかもしれないな。
来年は50回の記念大会である。周りの人の噂話だと、参加人数を増やすだとか、招待選手として国内トップ選手を呼ぶだとか、そんな計画があるらしい。僕自身は来年も出るかどうかは分からないが、松山に行ってみたいという人が周りに多いので、ぜひマラソンついでの観光(観光ついでのマラソン?)をおすすめしたいところである。
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レース後は東京から駆けつけた高知出身の友人と道後温泉へ(右)


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