塩谷クラシック

6月6日に栃木県塩谷町で開催されたオリエンテーリング大会、塩谷クラシック。レースイベントに出るのは昨年の全日本大会ぶり。外傷のためしばらく走れない日々が続き、トレーニング的にも久しぶりのオリエンテーリング。まずは感覚をつかむことを目標に臨む。

序盤1,2と短いレッグが続きドキドキ。動きにぎこちなさがあったが、3-4-5-6と走りやすい区間が続きリズムをつかみ始める。道を渡って8。目に入ってきたイメージに近い形の沢に吸い寄せられてしまう。狙った位置にコントロールがなくてコンパス使ってすぐにリカバリーする。よい課題を練習できたと嬉しい気持ち。

コースは折り返しを迎えるころだが体力的には既にきつく、ヤブいところも多い区間で慎重になるのを言い訳にペースが落ち始める。なんとかこらえて10~16と中盤をこなす。

後半戦。17-18は尾根辿りか谷側の谷辿りか。尾根辿りが正解には見えるが尾根は走りにくいのではと深読みしすぎて谷を選ぶも途中で早くないなと悟る。それでがっかりした影響もあったか、甘く入った19。やぶの形でわかるでしょうと思っていたが、全体的にやぶめになっており、やぶの中に入ったらリカバリーできなくなり走りやすいところを探して右往左往の痛いミス。

20以降は可もなく不可もなく。もう少し追い込んで走れるようになりたいが年齢的にそんなものかもしれない。

ミスもあったが感覚を掴むという目標はしっかり果たせたので次回も楽しみ。それはとにかく久しぶりのレースに夢中になれた。人の作った地図で人が組んだコースを設置された状態で走ること。人と競り合りながら走ること。終わった後にレース談議をすること。コースを提供すること以上にこの雰囲気を提供することがオリエンテーリング大会の価値なんだなと改めて認識するとともに、僕が関わる大会を中止にせざる得なかったことを改めて悔むことにもなってしまった。

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