霧ヶ峰ミドルオリエンテーリング大会

レースレポートとしては4カ月ぶり、オリエンテーリングのレースとしては5カ月ぶり。近年出場頻度は減っているとは言え、こんなに間が空いたのは初めてだろうか。

7月4日、霧ケ峰で開催された霧ヶ峰ミドルオリエンテーリング大会に参加。霧ケ峰ロゲイニングでも何度か足を運んだ場所であり昨年OMM JAPANを開催した地でもあるのでタフなテレインであることは分かっていたが、体力以前の大ポカをやらかしてしまった。22年目にして初の失態だろう。情けない結果であったが、体の調子やオリエンテーリングの感覚は思っていたほど悪くなく、現状を知る上ではよい機会であった。オリエンテーリングレースに参加できることに感謝である。

△→2
最初はショートレッグ。スタートフラッグから見えるんじゃないかくらいの距離だったがフラッグは視認できず。笹の中の踏み跡を使いつつアプローチするも笹が濃くてフラッグを見つけられず。1:7500の距離感にやや慣れていない感じで恐る恐るだったが地形の中での相対位置は遠目に狙った通りの場所だったので自信もってよかった。
2は道を走るのが賢明だろうと北側に出て走る。ここでも思ったより長く感じた。1:7500ってすぐ出てくるイメージだったが遠く感じるのは体力が衰えているからなのか、久しぶりだからなのか、空気が薄いからなのか。そして緑の〇がヤブであることに気づけず目立つ木を探してしまいうろつく。

2→4
3は9まで道を走ってそこから斜面を垂直に下りた沢の中、というプランだったが下りが恐る恐るでペース出せず。足場を悪いところを走る練習が足りていない。
3→4はコンタリング、尾根切り、沢下りとイメージした通りに進めた。

4→6
コントロール位置的には難しくなかったが5は穴の中でフラッグが見えずやや手間取る。6はヤブであることに事前に気づけまずまず。

6→8
尾根や斜面の中での自分の位置をうまく把握できており、イメージした通りに進めた。この辺りで登りがきつくアップアップになり出す。

8→10
9はさっき見たところだからとやや気を抜いてしまったか、手前のコントロールにつられてしまう。
10はコントロールフラッグがやはり笹で見えづらく下目に出てしまった。

10→14
ここでなんと10から14に短絡してしまう。11~13のループをまったく見ておらず。この場所で忘れて間違えたわけではなく、スタート直後にコース全体を見たときから見落としていた。レースを通してディスクリプションを見ていなかったのも災いした。この時点でトップを保っていたので残念であるが、目標のレースで同じことをしないように肝に銘じて対策をしておかねば。
で、14へは笹を避け道を使って走りやすい森は積極的に抜けていったルートで到着。14のまわりの疎林は海外の森のような雰囲気もあって心が躍った。

14→16
短絡しているので他の人より元気。15は尾根のやや上に当てる感じで走り、途中で植生界に気づきうまく位置を補正して進めた。16も尾根の上に当てて下る。いずれも脱出で顔を上げたら目指す目標物が見えており、走ることに集中できた。

16→◎
最後のきつい登りはたしかにきつかったが、途中で見たタイムから推測したフィニッシュタイムよりだいぶ早いことにあれ?っと思ってしまったが短絡には気づけずそのままフィニッシュ。計測の読み取りで山川さんに「途中で止めた?」と聞かれ、んなこたないと思ったが「11から13がない」と言われてようやく惨事に気づく。

コントロール間違いやコントロール飛ばし的なミスはレースではほとんどしたことがなく(してしまっても気づいて記録は残した)、それだけが取り柄だとさえ思っていたのだがこのようなミスをしてしまいかなりショックを受けている。途中でも述べたようにここ一番でそんなことがないようにできればよいと考えよう。

霧ヶ峰ミドルオリエンテーリング大会」への2件のフィードバック

  1. 静岡OLC 田代

    普段無意識にできてることが、経験間隔が空くことで抜け落ちる(抜け落ちる、抜け落ちてる、抜け落ちたってこと自体も知覚[認識]できない)ってパターンかな。O技術は「無意識にできるようにすることで、その技術の遂行スピードを上げる」のも成績アップの秘訣と言われるけど、無意識にできていることは、できなくなっていることも知覚できないから、それはそれでリスクがあるのかも。自分の教訓にもしようと思った。

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    1. KOI

      田代さん、コメントありがとうございます。無意識にやってることはやれてないことも分からない、新しい知見を得ることのできそうな感覚です。

      返信

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