第42回東大OLK大会

毎年6月頭に開催されるのが恒例の東大OLK大会。コロナ禍に襲われ延期を余儀なくされていたが約3ヵ月後の9月13日に開催となった。とは言えコロナも収まらないなかでの開催。規模は縮小され会場も青空会場。せっかくのニューマップなのだからもう少し落ち着いてからやってもよいのにと思うところもあったが、事前の情報を見るとかなりよいテレインのようだったので早くに公開したい気持ちも感じられ大会への期待は高かった。

静岡から高速使って4時間、そこから山道を1時間強登ってようやくたどり着いた場所は残暑を感じない涼しい高原の雰囲気。残念ながら晴れではなかったが霧がうっすらかかって幻想的。O-Supportの会場販売をしながらスタートまで久しぶりの再会などを楽しみつつ過ごす。

会場は山の上でスタートは会場の脇、フィニッシュから会場まで徒歩50分とのことなのでダウンヒル基調のマウンテンコースであることは予測できたが、地図を見ると思っていた以上にテクニカルで植生のよい地図であった。11月の全日本大会のよい練習になりそうだと気を引き締める。

<<全体の地図やルートは大会公式ルートガジェットにて見られます。ルートガジェットの使い方はこちらの図を参照>>

△→1
今回のすべてといってもよいレッグ。斜面の中にある細い湿地の終わりにコントロール。難しそうだが途中にいくつか特徴的な地形もあるのでしっかり把握すればうまく進めるはず。チェックポイント①は1本目の尾根の平らな部分の先端、②はテラス、③は飛び出た尾根の先端(がけ付き)でアタックポイントとなる。プランは悪くなかっただろう。

がスタートフラッグからの脱出が甘かった。最初のチェックポイントに行くにはもっと下らないといけないのだが下りきれずに尾根に取り付く。尾根の平らな部分を1段上で誤認してしまい(A)、そのままの高さをコンタリング。れき地に悩まされ距離感をやや失いながらもテラス地形(B)が出てきてヨシヨシと思って③を目指す。先端に崖のある尾根③(実際は岩でC?)を見付け、あの向こうにフラッグが~と越えていくも見つからず。れき地が広がりココハドコ?に陥る。少しウロウロするも確定できるものは何もなし。上を見るとスカイラインが近いのでだいぶ上にいることが分かり、斜面の方向から1の奥にはいないことも分かったが、そのまま下ってよいものか自信を持てず。しかたなく②と思っていたテラスまで戻る。ここが②だよなぁと思うも上にいるのならBなのかと思い恐る恐る1番方向へ。③らしきものが出てくるもあれだ!と自信は持てずゆっくりゆっくり。尾根を越えてフラッグを見付けても自信なく、番号をチェックしてようやく一呼吸つけた感じ。この調子だと完走危ういパターンではと負のスパイラルに入りそうになるも、いい練習になるぞ!と言い聞かせ気持ちを保つ。

レース序盤のふわふわした中で自身のコントロールがまだうまくできていない感じ。本番に向けた課題。

1→3
2はショートレッグ。明瞭な尾根があるので難易度は低め、のはずが危うく隣の尾根を下りそうになる。

一転3はロングレッグ。大回りのルートはよいもの見えず、まっすぐめのルートで行くしかないか。尾根、谷、鞍部と大きな捉えやすい地形をチェックポイントにして最後は道を使ってアタック。1つ1つ、確認に時間を使いながら進む。そのおかげかペースはいまいちながらも大きなミスを直前で防ぎつつプラン通りに進める。地図の感覚にも慣れてくる。

3-8
4はガッツ登り、5は道走り、6は尾根へのエイミングオフ、7はピンポイント直進と次々課題が変わるテクニカルな区間。ようやく調子があがってきた感じでまずまずのペースで進める。

8は南の尾根を崖の上から超え、平らな部分はやや上側を走ってれき地を超えて、超えたところを下に下るエイミングオフルート。れき地の手前で炭焼き窯跡をチェックでき、ルート修正ほぼ真正面に見えるでしょうと進むも最後で躓く。れき地の列が実は2つあり、目的の湿地は2列目の先にあるのだが、1つ目が終わったところを探してしまいロスタイムを作ってしまう。

8→11
9、10とショートレッグが続く。10は右にずれていることを認識していたが途中でルートを修正しきれずアタックで少し無駄な登りを作ってしまう。

11は長めのレッグ。道まで沢沿いに下り、13を見るくらいの位置でまっすぐ進むのがよいだろうと沢を下り始める。れき地はもちろん、そうでないところもウェットで進みづらい。であれば道を使うのが正解かもと途中でルート修正、道路で給水所まで下り作業道を登ってアタックするルートにする。タイムは悪くないが、このルートを使うなら10からの脱出で沢沿いではなく北の植生界沿いに下りればもっと早くに行けただろうな。

途中でルートを変えるとあまりよいことはない。

11→16
12はやや登り基調。鞍部に脱出し、コンタリングしながら大きな沢に入っていく。柳下さんが前にいたので後追いする形に。12の脱出で先行。鞍部から沢を下り沢の分岐からコンタリング。沢を数えながら進み、アタック。14は給水をもらい道路からアタック。15は地形のある尾根を越えて確実に。16も尾根やコブ鞍部を使いながら堅実に。

ルートはやや無駄もあったが、リズムよく進めテンポアップ。

16→◎
17は道を回るか尾根を越えるか。道が正解かもしれないがせっかくなので山を走るレッグを選ぶ。コントロール周りの地形が地図通りあいまいになり位置を確定しきれず左にずれてしまう。川の曲がりを見て修正。20秒くらいロス。

18、19と傾斜変換をたどりながら進むレッグが続くも19のアタックは急に平らになる。終盤ということで周りにランナーも増えてくる。うまく進めていたのに選手につられ最後で下目に行ってしまう。油断大敵。

最後はウェットなテレインをしっかり進むだけ。

1番を除けば大きなミスを抑えうまく走れた。苦手なタイプのテレインだったが自信回復につながった。いずれにしても1番のミスが大きく結果は諦めていたが終わってみれば4位。悲観するほどの状態ではなさそうなのでここから始まる秋のレースシーズンに楽しみが増えた。

しかし返す返すも学生だけでこのテレインを調査できたこと、この情勢の中かつこの環境で開催に漕ぎつけたことを称賛し、感嘆する。そしてひと昔前ならこのテレイン、このコースであればトップ陣にはもっと大きな差があり完走できない人も多くいたような気がするが、大なり小なりミスはあるもののちゃんと走れている人が多くて若手を中心にボトムアップが図れているとも感じる。


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