田舎の生活その107

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戦争もコロナも円安も値上げの嵐も終わらないまま夏が終わった。春から夏まで生活は比較的安定し、夏休みに帰省したり旅行したりとそれなりに楽しい日々を過ごすこともできたが、子どものころからお世話になった方との寂しい別れもあった。庭の畑ではカボチャ、キャベツ、イチゴと新しい作物に挑戦。カボチャは良く育ったので今後も定番化させようか。

さあこれから忙しくなるぞというところで台風15号の大雨で静岡中西部に大きな被害があった。僕はその日は不在にしていたが、土砂崩れや崩落のため川根本町全体が一時孤立状態になってしまった。幹線道路は2日後には応急措置がされ妻子が待つ家に帰宅できたが、迂回路がない大井川支流にある小さな集落は1週間経った今も孤立しているし、土砂が入ったままの場所や当面通行出来ない道路が多数ある。我が家の周辺は特に被害はなく、被害が大きい地域の皆さんには申し訳ないくらいだが、同じような場所は結構ある。被災状況のコントラストが強く、線状降水帯のような局所的な豪雨があったことが容易に推測できる。

小規模な土砂流出は数えきれないくらいある(川根本町内)

主要な道路も長期間の通行止めで迂回を余儀なくされそうだ(静岡市内)

いつも南アルプスマウンテンマラソン(MAMM)でお世話になっている不動の滝のキャンプ場も土砂災害を受け、コースにしていた林道の多くは危険な状態で今年のMAMMは中止になってしまった。コロナと違ってそのままの形で延期というわけにもいかないだろうから今回の地図はお蔵入りになるだろう。静岡市内でも水見色や両河内などイベントや講習会を開いている地域の被害が報道されており、いつもお世話になっている人たちの生活が心配である。通行止めに加えて清水の大規模断水は社会インフラの脆弱性を感じざるを得ず、想定されている巨大地震や津波があったら自分で身を守らなくてはいけないという現実を思い知らされた。

秋の予定が変わってしまいそうだが、今、貢献できることはあまりない。これからできることのため、いろいろ準備をしておこう。

大井川鐵道もしばらくバスでの代替運行へ。最近SLはトーマスばかりで定期特急はELで走ることが多かった(4月撮影)

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