2023年夏レース

5月から6月にかけてのレース振り返り。7、8月はレースなしとなりそうでキャリア初の事態となってしまうかも。

5/13-14 奥三河ほうらいせん2days

2020年に開催予定だった奥三河の大会にエントリーしていたがコロナ禍突入で中止。延期大会は日程が合わず、その後も定期的に開催されていたがなかなか都合が合わず出ることができなかった奥三河ほうらいせんについに参加できた!2日間ともOMM JAPANで入った森。そこでオリエンテーリングできることが楽しみだった。4月の入間大会がよくない出来だったのでまずはミスをなくせるよう、ペースに緩急をつけて緩のパートではナビゲーションへの意識配分を高めることを心がけて臨む。

1日目は面ノ木園地。稜線の南北に広がる斜面を利用してのコース。1はコントロール位置は難しくないが、どこを通ったらいいのか読みづらいレッグ。無難にトンネルを使ったが駐車場を切ったほうが早かった。2はあやうく違う尾根に下りそうになったが、コンパスを使って未然に防げた。この感覚は大事にしたい。3はロングレッグ。10と9の間を抜けるルートも見えたが意外と登るし距離も増える。だったら鞍部使えるこのルートだろうと決定。地形の乗り換えが楽しく進めるルートだった。4,5と無難にこなすも登坂力のさらなる低下を感じてしまう。6、林道を辿るルートが見えたが、脱出方向を間違え1本北の曲がりについてしまう。しかもそこでは気づけず1つめの曲がりでようやく気付く。でも実はここから南東の尾根を下って下の林道に出たほうがよいルートだったのかも。

以後は順調で、テーマであったメリハリあるオリエンテーリングをできたが、終盤、12の脱出で崖を越える勇気がなく迂回し、ラストコントロール14へのアタックが雑になってしまいロスを生んでしまった。最後のロスは方向確認を怠ったことが原因だが、道に出ればいいやくらいの感覚であったことが遠因だ。勝負へのこだわりが少ない故かもしれない。

夜は噂に聞きし交流会。地元の名酒「蓬莱泉」や料理の振る舞いがあり、あいにくの雨となってしまったがクラブのみんなとワイワイやれて楽しい時間だった。サプライズで誕生が近い人としてお祝いもしていただきました。ありがとうございました。おかげさまで45歳になりました。

静岡出身設楽在住の伊藤樹選手も静岡OLCのクラブテントに訪れてくれました

2日目はつぐ高原。テレインは南のほうまであるが今回は拡張した北エリアを中心にしたコース回し。引き続きテンポよくオリエンテーリングすることを意識して臨む。1はやや長めのレッグだが、途中にある特徴的な地形を拾いながら気持ちよく勧めた。2,3と無難に進み4。

4はルートチョイスあり。真ん中の空白地点(丸山)に進んだ人もいたそうだが、山があることを知っていたので考えもせず。山があることを知らなくても地図通りの平らなエリアがあるとは思わないと思うけど、でも行っちゃう参加者もいるんだなと思うといろいろ考えさせられるレッグであった。それはともかく右か左かでは道を使えるが長そうな右よりも距離が短い左を選ぶ。登りはそのときは同じぐらいと思ったがうまく進めば右はかなり減らせるのか。そこまでは読み切れず。左ルートを辿るのは問題なし。

5,6と進んで7へ。何人かに追いつき勢いづいたのが運の尽き。調子に乗ってペースを上げたら1つ手前の尾根に入ってしまった。でもコンパスを使ってすぐに違和感に気づきリカバリー行動に移せたのでよしとしよう。9.10.11あたりはOMMのときにオリエンテーリングしたら楽しそうと思っていた場所で、ここをOマップで走れたことに感激しながら進みフィニッシュへ。

全体的には2日間とも落ち着いてオリエンテーリングをできていたが、勝負へのこだわりや緊張感が足りていないのか、ナビゲーションへの気が抜けてしまうときがある。それから体力面の低下がレースごとに感じられてしまい、追い込めていないという感覚と、よくできたレッグでもよい順位とはならずで少し落ち込んでしまいもする。

6/18 東海インカレ

東海学連と関西学連の地区インカレ(兼セレクション)があるというのでプランナーの井土に誘われて参加。ロングコースということでこの春から夏にかけてのまとめレースとしてしっかり走り切ることが課題。が、その直前の週がなかなかの激務でフィールドワーク疲れがあったのだろうか、身体に重さを感じながらの出走となった。しかも今シーズン1番の暑さでは?という高温。

スタートまでしっかりアップして臨んだが、軽めのダッシュをしたところで息苦しさを感じてしまう。アップ不足かな?と思い、最初は少しゆっくりめに入ることにしてレース中にだんだん上げていくことにする。

1、2と無難にこなしたのでそろそろギア入れていこうかとペースを上げるも3への登りで激しい動悸と言ってよいような心臓バクバク状態で走ることができなくなる。ペースを落として4へ向かうも落ち着かず、これは無念のリタイヤと覚悟してスタートに帰ろうとトボトボ歩き出す。歩いていると落ち着いてきたので完歩は可能そうだと判断。この夏最後のオリエンテーリングになる可能性もあったので少しでもナビゲーション練習になればと続行へ転換。

歩きながらオリエンテーリングやって気づいたことは「歩るけばミスらない」ということ。歩けばミスらない、走るからミスをする。当たり前と言えば当たり前なんだけど、これはちゃんとオリエンテーリングする上ではとても大事な感覚。学生時代に「ゆっくり走れる人が勝つ」と言われたことを思い出しつつ、今後のオリエンテーリングパフォーマンスの立て直しに結び付けていきたいと思う。

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